土地購入前にグーグル先生に聞いてみよう
土地を購入する際に気になるのは、
「その土地は以前どうだったか?」
ということ。
よく言われるのは、沢・沼・津など、サンズイの付く地名は、昔水と関係があったから地盤が悪いとか。
今回の水害の映像とか見ると、本当に怖いですものね。
あと、以前田んぼや畑だった、とかいうと、地盤が心配。
それから、地盤が良い地区でも、造成の場合は、埋戻しの土が転圧されてるか、これ重要。
とまぁ不安は尽きないわけですが、グーグル先生に聞いてみると、ヒントを教えてくれたりするわけです。
たとえばこちら。
不動産業者の情報より。
キレイに造成されていますが、指差す部分は沢。
数メートルの擁壁があります。
この擁壁の工事風景写真なんか載ってると最高ですが、不動産の情報サイトでそんなの掲載してるの見たことないですね。
グーグルアースを見てみると、
おぉ!立体的に見える!
赤い部分、あまりに立体的にくっきり住宅が見えるので、びびってボカシ入れました(笑)。
グーグルの進化は止まりませんねぇ…。
指差す部分、沢に面して擁壁が無いように見えます。
今はもちろんあるのですが。
ただ、この部分だけ後から擁壁やるのはちょっと考えづらいので、グーグル側の画像処理の問題でそう見えるだけだと思います。
擁壁があるのは事実。
で、擁壁工事というのはこんな感じです。
ネットから拝借しましたが、作業者がいる部分、土で埋め戻されます。
赤い部分が底盤。
ここに土の重みがかかることで、青い部分の擁壁が左側に倒れなくなるわけです。
つまり、擁壁が高くなればなるほど、底盤が自分の敷地側に伸びていることになります。
この部分の土の埋戻しはしっかりやらないと、不同沈下の可能性も出てきます。
ちょっと古い記事ですが、リンク貼っときましょう。
過去ブログ:【造成地の地盤調査】
ちなみに底盤は、住宅そのものや地盤補強の杭などが乗ることを想定して構造計算されている、なんてことはまずありえないので、擁壁の埋戻しがゆるい土の場合、色々困った問題が起きます。
この辺は、開発業者のモラルに期待するしかないのが怖い部分です。
ついでにこちら。
以前ご紹介した写真ですが、茶畑の中の造成地。
グーグル先生に聞くと、
擁壁はないけど、土地の形通りにお茶の木が無い。
ずっとここは空き地だったんでしょうか?グーグル先生?
あ、ストリートビューで見ると、やっぱ茶畑だったんですね。
こんな感じで、グーグル先生はいろんなヒントを教えてくれます。
土地選び・土地探しのヒントになりますね。
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