耐震等級3の基礎はここが違う
本日は、富士市の新築工事現場からでございます。
薪ストーブを楽しむ、自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』です。
基礎の鉄筋が並べ終わりました(配筋終了)。
毎度毎度でございますが、きちんと許容応力度設計によって構造計算をし、最高等級の耐震等級3を取得しております。
構造計算をしないで、壁の量だけで、【耐震等級3相当(←相当が小さい字だったりする)】とかじゃないです。
耐震等級3だと、二階建ての木造住宅でも、この様な鉄筋コンクリートのごっつい梁が基礎の中に出てきます(地中梁と言います)。
構造計算をすると、色々なところが変わってきます。
大きな地震の時には、柱に引き抜かれる力が働きます。
柱が引っこ抜かれると、大倒壊に繋がりますので、絶対にあってはいけないことです。
上の傘の柄のような金物は、ホールダウンアンカーと言って、基礎と一体化し、上棟時に柱と繋がります。
構造計算によって、一本の柱に対して、このホールダウンアンカーが2本必要な所も出てきます。
力がかかる部分が違うからです。
で、コンクリート打設。
コンクリートの強度も、もちろん計算によって変わります。
基礎工事は(それ以外の工事もそうですが)、いつもお願いしている協力業者なので、安心してみていられます。
昔は、
「住宅なのにここまでやる必要があるですか???」
とよーく言ってましたが、最近では「いつもの」というだけでOKです。
なんだか楽しそうに作業中です(笑)。
2016年06月07日
Post by 株式会社 macs
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