NHKスペシャル「月経 苦しみとタブーの真実」を見て
Vol. 3,766
おはようございます。
頑丈な高断熱住宅を作るマクス
社長の鈴木です。
はじめに…
本日は、建築ブログではありません。
ですが経営者の端くれとして、
書いておこうと思った内容です。
先週の土曜日、恒例のメンテナンス
全4日間が終了。
※【blogマニア用】どこかに映ってる女性スタッフ見つけてね
雨で延期した煙突掃除が残っているので
私だけは終わっていないのですが、
スタッフたちは終了。お疲れちゃん!
とりあえず一段落なので
ゆっくりとジムのサウナで
疲れを癒やしていると、
サウナのTVで
NHKスペシャル ジェンダーサイエンス
「月経 苦しみとタブーの真実」(前)
というのを見ました。
まぁとにかく、
驚きの連続…。
びっくりしました。
4年前、市民大学で勉強して書いた
「LGBTを理解しよう」
という記事を書きましたが、
いやいや…性的マイノリティーを
理解しようとする前に、
もっとずっと身近な家内や娘の
「女性」というアイデンティティーを
理解しなきゃだめだろ…
と反省した次第です。
先日、100年前の先祖のことを
書かせていただいたのですが、
おそらく「ちょうど」その↑当時から
変化が始まり、現代女性には
何百万年もの間変わらなかった劇的な変化
が起きている…
というのです。
それが「生涯の月経の回数」。
100年前の先祖もおそらく
そうだったと思うのですが、
女性が生涯に経験する月経の回数は
何百万年もの間、
たった50回だった。
それが現代の先進国では、
450回
と9倍にも達している、というのです。
え? ど、どういうこと???
その原因として、
1.
栄養状態が今より悪く、発達も遅いので
初潮年齢が今より数年遅かった
2.
平均結婚年齢が10年ほど遅くなった
3.
生涯に生む子供の数が
平均6人→1.3人に激減
4.
粉ミルクや離乳食の普及で
母乳の期間が大幅に短縮された
のだそうです。
初潮を迎えてすぐに結婚、
妊娠中はもちろん、母乳で育てる間は
ホルモンの抑制効果で月経が起こらない。
月経が再び起きる頃には
次の子供を妊娠する、
このサイクルが続くから。
たしかに…
そう言われてみればそうかぁ…。
生涯に経験する月経の回数の激増は、
女性の体に大きな病理的な負担を
かけることになった、とのこと。
ゲストのYOUさんが
「イェ~ィって絶好調の状態って
月に一週間しかないなのよ」
とのコメントを聞いて、
「そ、そうなんだ…」
とかなり驚いたのでした。
昭和のおじさんの私にとって、
女性の月経はいわばタブー(勝手に)。
自宅でも、家内と娘が生理の話をしていると
「お、俺の前でしないでくれぇ…」
と内心思うし、正直、聞きたくない。
生理用品などどこにあるか知らないし
なんとなく、見たくない。
会社では、規則でタブーにしている
わけではないけれど、
少なくともそういう話を冗談で
口にすることはないし、
私がそういう冗談は嫌いなので、
男性スタッフもしない。
(したら私が激怒すると分かってるんでしょう)
ですが、この番組内にもあった
女性のアンケート結果
「男性にもっと月経のことを理解してほしいか?」
とう質問に、
86.3%の女性が「はい」と答えている。
ということは、
全く理解できていないんですよね。
もちろん、
その「はい」は、
絶対に「今日生理なの?」
などと聞くデリカシーゼロの
ものではないはず。
そうではなく、男性にはわからない、
本当にしんどく辛いことが、女性には
毎月あるんだ…
と知ること、そしていたわること、
なんでしょうね。
代表である私の無知で女性スタッフが
辛い思いをしなくて済むように、
知っておくって大事だよなぁ…
と思ったのでした。
NHKを目の敵にする輩もいますが、
こういう番組はNHKだからこそできる
というのも事実です。
いい番組をありがとうございました。
最後はお仕事のお話し。
先日の富士市の完成見学会から続くので
今回は日曜日1日限りにしておりましたが
リクエストがあったため二日間に変更しました。
ワクワク満載なのでぜひご覧ください!
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。