分かりやすく伝えるということ
日曜日は、年に2度ほど不定期開催している「素材の選び方教室」でした。
今回も広島から、安全のためマイカーで、さらにPCR検査も受けて、来てくれた井筒社長は、マクスの内装材の湯布珪藻土のメーカーですが、壁の話ではなく、総合的な素材の選び方のお話。
自分自身、地元の工務店で自然素材の家を建て、子供と猫と暮らす中で、日々の暮らし方やお手入れの方法まで、とてもわかり易く説明してくれます。
「こんなふうにお醤油ってこぼしちゃいますよね」
「それを次の日に発見したりするんですよね、カピカピになって…」
「じゃぁそんな時はどうやってお手入れしたらいいかというと…」
「こういうのを知った上で、どっちを選ぶかを自分で決めればいいと思います」
うーん、めっちゃ分かりやすい。
参加の方々、いちいち大きく頷いてる。
住宅における性能って、ものすごく大事ですが、専門用語で一方的に話すのは絶対NG。
理想は、小学生でもわかるように伝えること。
でも、この分かりやすく伝えるって、専門的なことを深く理解するよりも、実はさらにもうワンランク難しいんですよね。
分かりやすくお伝えすること。
これからも、一番気をつけるようにいたします。
例えば…
【分かりにくい例】
社内の掲示板には、
「6/7(月)海洋調査のため休みます(社)」
と書いてあります。
社内ルールとして、
【社長が自分から自慢してこないかぎり、『昨日はどうでした?』と聞いてはならない】
という不文律があります。
【分かりやすい例】
昨日は、お休みして釣りに行ってきました。
「昨日54センチマダイ釣りました」
ってわざわざボートの上の私に、LINE送ってくる応援大工のSさん。
「えーぃ、ケンカ売ってるのかっ!全然釣れてねーわっ!」
というわけで、今度の日曜日は「わかり易さ」を念頭に、現場の大事なところを、富士市の現場でお話させていただきますので、「そんなに分かりやすいなら聞いてみようか…」という方はぜひお申込みくださいませ。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。