一体打設の基礎完成
本日も引き続き、富士市の新築注文住宅の現場から。
コンクリートが固まりました。
昨日も書かせていただきましたが、
基礎の立ち上がり外周部の内側は、断熱材がコンクリートの型枠を兼ねています。
ただ、この基礎工法の規格上、断熱材の厚みが50ミリしか出来ず、マクスの仕様は100ミリなので、
二層目の断熱材を新人社員大工の原田↑と篠原↓とで施工中です。
うーん、2人とも見た目はすっかり大工です。
あとは経験を積めば、名実ともに…ですね。
そんな基礎現場を設計の祭ちゃんもチェック中。
手前に見えるひときわでかい棒は、ホールダウン金物、と言いまして、
この様に(↑コンクリート打設前)、基礎のベース(耐圧盤)まで潜って埋まっており、コンクリートと一体化しています。
これが、この場合ですと通し柱にしっかりと取り付けれれ、地震の際に柱がひっこ抜けようとする力を抑えます。
この頑丈なホールダウンアンカー、直径約15ミリなんですが、熊本地震では、この鉄の棒が引きちぎられているんです。
「耐震等級3」と言って安心しないで、ちゃんと構造計算して柱一本ごとにかかる引き抜き力を計算しないといけませんね。
さぁ、いよいよ上棟です!!!
2021年05月07日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。