魂は現場に宿る
伊豆の国市の堀部安嗣建築設計事務所の設計の住宅の工事風景からです。
この日は、堀部さん自ら現場に臨場です!
細部の確認と打合せ。
緊張です。
最重要部はこちら。
すごーく久しぶりに、リビングのメインの木製サッシ部分の仮囲いが外され、木部造作の確認と、堀部さんによる色決めが行われました。
室内側から、室外から、何度も確認して吟味する堀部さんと担当所員のヨシくん。
前回の静岡市での建築と今回の伊豆の国市での工事を通して、堀部さんがどの様に考え、どのようなプロセスで磨きをかけてゆくのか、設計手法を生で学べる大変ありがたい機会に感謝です。
ディテールへのこだわりが凄い…。
話しかけるのが怖い…。
堀部さんといえど、図面だけでなく、現場で思考を深めるわけです。
建築の魂は、現場に宿ります。
工事も後半戦に入り、外構の打合せもされました。
暗いトーンの建物の前にグリーンが入ると、たとえ少しでも、それだけで、雰囲気がものすごく華麗に変化します。
どのような華麗なる変化を遂げるのか、お施主様も楽しみ。
私も楽しみ。
業界内では、仕事に対して非常に厳しい建築家として有名な堀部さんですが、同時に職人衆へはとても優しく気さくで、リスペクトも欠かしません。
そして、子供にも優しい。
打合せに没頭するパパママに、相手をして欲しい子どもたちはぐずり気味。
堀部さんが優しく縄跳びを教え始めます。
華麗な設計の堀部さんでも、縄跳びも華麗…とはいかないようで、写真は自主規制しました。
やはり人間、加齢には勝てないようです。
この日は、スタッフも交え、堀部さんとお施主様との懇親会も催されました。
職人ではない私は、相変わらず厳しく怒られてばかり…。
今回はサウナの入り方の未熟さと、相変わらずのギャグの間の悪さに対して。
やはり、怖い…。
2020年03月27日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。