パッシブソーラーの経路
本日も引き続き、富士市の注文住宅の現場から。
富士市で二軒進行中のうち、切妻屋根の方のお宅です。
日が暮れるのが早いので、油断すると、あ、真っ暗…という感じ。
そんな真っ暗になってしまった現場ですが、階段施工中。
Jパネルをこんな形に加工して、組み立ててゆきます。
階段の横には、銀色に光るダクトが見えますが、
このダクトは、グラスウールで出来ていて、ロフトからずっと繋がっています。
そして床下まで来て、
床下に換気扇。
そうです、パッシブソーラーの空気が通るダクトです。
冬は、晴れると50°以上の暖かな空気が、このダクトから床下にせっせと運ばれ、
夏の夜は、同じく晴れると、放射冷却によって、外気温より3~4度低く湿度も少し下がった冷たい空気が、床下に運ばれます。
ダクトは見えなくなりますので、ほとんど働いてることを感じさせない、まさに空気みたいな存在なのですが、ほとんどランニングコストをかけずに、冬はなんとなく温かい、夏はなんとなく涼しい、そんな環境を作ってくれるのが、パッシブソーラーなのです。
ちなみに最後の写真のダクトの横に立てかけられているのは、サクラの敷台です。
もう取り付けて養生をしてしまったので、お披露目は完成見学会で。
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2019年01月21日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。