ひび割れのこない左官壁を目指して
本日は、富士市の注文住宅の現場から。
富士市で二軒進行中のうち、片流れの方のお宅です。
お題は、すご~く地味なお話です。
内壁のプラスターボードが貼られています。
この上に、自然素材100%の珪藻土が施工されます。
こんな感じに施工されているわけですが、この貼り方一つでも、現場の工夫=ノウハウが隠されております。
こんな感じに施工されているのがおわかりでしょうか?
こう貼るほうが、施工は、ずいぶん楽です。
素早く、綺麗にできます。
でも、なぜわざわざ、開口部を回り込むように施工しているのか…?
それは、開口部の四隅でヒビが入りやすいから。
マクスの珪藻土(湯布珪藻土)は、合成樹脂や化学糊が含まれませんので、下地が動くとヒビ割れがしやすいという弱点があります。
こうしておけば、開口部がとても動きにくくなり、ひび割れを防止します。
これでも100%防ぐとは言い切れないのですが。
でも、ひと手間かけることで、暮らし始めてからの美観やメンテナンスにかかる手間やコストが全然違ってきます。
見えないところが、大事なのです。
見えなくなることろも丁寧に施工できる、正直で若き現場監督を募集中!
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2019年01月11日
Post by 株式会社 macs
About Me
鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。