富士宮市で気密測定
本日は、富士宮市の新築注文住宅からです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
マクスの設計女子チームを引き連れ行ってきたのは…
はぃ、気密測定。
こちらのお宅でも使っている天竜材を仕入れている材木店の有資格者チームが、今回も測ってくれました。
測定は、この機械。
大げさですが、要するに強力な扇風機。
この機械で室内の空気を強制的に掃き出し、気密性が高いほど室内が負圧になる(気圧が下がる)ので、それを測定する機械です。
換気扇など、わざと穴が開いている部分は目張りします。
要するに、
「意図しない所からの隙間風を無くしましょ」
ってのが建物の気密性能。
隙間風、というと、まぁ普通に家を作れば、今の家では隙間風なんて起きません。
でも、気密性能が悪いと、壁の中で結露が起きたり、壁の中に気流が生じて冷暖房の効きが落ちたり、良いことはありません。
で、結果。
うーん、けっして悪い数字じゃぁ無いんですが、胸を張る数字でもないなぁ…。
お施主様には、すぐにラインでご連絡。
「こんにちは。
先ほど、気密検査を終了しました。
結論から言うと、いつもに比べてよくありませんでした。
結果は○○
この結果だけ見て、ダメとかではありません。
今は、この基準すらなくなってしまった(難しい基準を作ってもみんなやらないので)
のですが、無くなる前の基準で、一番厳しい北海道が2.0以下、でした。
なので、○○でも全然悪い数字ではないのですが、だいたいいつも、0.5か0.6くらいなので。
原因としては、引違いが多く(横滑りやドレーキップに比べて構造上気密性が低い)、
玄関ドアも含め、まだ建具の調整をしていないので、
それらを調整することで、最終的には、いつもより大幅に悪いということはなく、
許容範囲内(私が考える理想内)に納まるはずです。
内緒にすることでもないので、ブログにも正直に書くか…と思っております(笑)。」
と、ご連絡させていただきました。
お施主様からは、「肉襦袢があるから大丈夫ですよ」と。
あーよかったよかった、肉襦袢最高っ!って言ってる場合じゃぁございません、失礼しました。
どこをどうすればもっと結果が良くなるか、どこがいつもと違ったか、その辺はこれからも毎回検証でございます。
あ、気になる今回の結果は、メルマガに書いてみようかと思います(笑)。
で、こちらのお宅、お施主様のご厚意により、完成見学会を年明けにさせていただくことになりました。
お申込ページをアップしましたので、是非ご予約下さいませ。
1/13・14【富士宮市】二階リビングの家 完成見学会 のご予約はこちら
1/20・21【富士市】ケヤキの梁の家 完成見学会 のご予約はこちら
1/28 恒例の勉強会も行います!
2017年12月13日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。