トメをピタっとつけたら一人前の大工
本日は清水町の住宅新築現場です。
大工が奥の方でいじけています。
のわけはなく、巾木という、床と壁の取り合い部分の部材を取り付けています。
出隅はこのように、お互いを斜めに切って、斜めと斜めをくっつけます。
これを「トメ」にする、「トメ」で納める、と言います。
トメをピタっと納められるかどうかで、その大工の技量のすべてが分かる、と言っても過言ではありません。
まだ修行中の社員大工の菊池では、さすがに、こうはいきません。
大工は、おばかさんでは務まりません。
作業の一つ一つに意味があります。
その意味を深く考えながら仕事をするのとそうでないのとでは、その上達具合には雲泥の差が出ます。
性格と返事はとても良い菊池大工。
もっともっと真剣に精進させないと…。今は泣くほど苦労しないと駄目な時期なので…。
「頑張れキクチっ!」
「はぃ!!!」
うーん、返事は良いんだけどなぁ…(笑)。
本日もCMです。「あなたも一緒にキクチをしごきませんか?」
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。