耐震等級3の鉄筋
台風ですね。
同じ静岡でも、浜松は洪水で大変なようですが、富士は今のところたいしたことはありません。
浜松の方にはお見舞い申し上げます。
昨夜は地震もありましたね。
洪水は個人の力ではどうにもなりませんが、地震に対する備えは出来ます。
というわけで、富士宮市の新築住宅です。
自然室温で暮らせることを目指す【びおハウス】です。
大きな分譲地で、基礎工事が進んでいます。
すでに上棟を終えている建物も見えますね。
「この分譲地の中で、一番頑丈な基礎です」
と自信を持って言えるように、頑張って工事中です。
ちょうど、鉄筋屋さんのトラックが来たので撮影。
許容応力度設計という構造計算をして、最高等級の耐震等級3を取ると、基礎もやたら頑丈になります。
外周部の鉄筋、一番上が、クルッとフックが付いてますね。
この辺も、やってるところは少ないですが、決まりなんです。
そもそも、普通の木造住宅は、構造計算しなくて良いという、トンデモルールがあるので、写真の「地中梁」というもの自体、木造住宅では、結構珍しいんです。
外周部と同時に、中心が十字に掘り下げられていますね。
ここに、鉄筋コンクリートの梁が、出来るわけです。それが地中梁。
一本の柱(横なので梁ですけど)の骨みたいになっていますね。
これが十字に入るわけですね。
当初、基礎屋さんも、
「本当にこんな頑丈な基礎が要るの?」
と首をかしげて私に聞いてきましたが、最近は諦めたのか(笑)、何も言わなくてもホイホイやってくれるようになりました。
が、写真で電話をしているのは、
「防湿シートの施工が終わってないのでまだ鉄筋敷けません…」
と親方に電話しているところ。
ご、ごめんね…。雨でずれちゃったの。
連絡ミスのようです(監督はちゃんと連絡してあったのでセーフでしたけど)。
さて、この様に、構造は見えなくなってしまうけど、とっても大事です。
今週末から26日土曜日までは、富士宮市で完成見学会ですが、この様な工事中の現場も、ご連絡いただければいつでもご案内いたしますので、お問い合わせ下さいませ。
そして、完成見学会のお知らせです。
2015年09月09日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。