富士市で天竜美林の家上棟 2
昨日の続きで、天竜美林の材木で作るおうちの、上棟作業の様子でございます。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
よく、「びおハウス」って何ですか?と聞かれるのですが、フランチャイズとか、企画住宅とかでは全くなく、一つのコンセプトです。
そのコンセプトは、上記の通り、「自然室温で暮らしたい」つまり、
・機械による冷暖房ではなく、
・高断熱と、お日様を上手に設計に組み入れて、暖房を付けなくても結構暖かく、
・高断熱と日射遮蔽で、エアコンを付けなくても結構涼しい、
そんな家を目指しています。
もちろん、こんな異常な暑さが続く中、エアコン無し、というのは、現実的ではないかも知れません。
でも、やせ我慢ではなく、暑すぎる時にだけエアコンを使い、あとは「エアコン無くても涼しいじゃん」くらいは、真剣に目指すべき、そう考えています。
そのための高断熱。
屋根では、木質繊維断熱材を施工中。
今回は、外断熱の形で屋根の上に断熱材。
施工中は、「誰か倒れるのでは?」と心配になるくらいの暑さですが、この断熱材が、夏の強烈な日射を室内に侵入させない役割を果たしてくれます。
気持ちとしては、「目指せ、かやぶき屋根の家」です。
社員大工の丸山と菊池が、屋根の先端(鼻先)を施工中。
先輩大工から後輩大工へ、技術伝承中。
この深い軒(1.4m)が、夏の日差しを防ぎます。
というわけで、無事、上棟作業終了。
社員、職人、強力業者のみんな、本当におとかれさま。みんなよく頑張りました!
というわけで、お施主様と記念撮影。
お施主様にも喜んでいただけてよかったよかった。
二日間、ありがとうございました!
竣工まで、みんなで力を合わせて頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
撮影係の私の写真を載せろ、とみんなから言われましたので、FBで悪ノリした選挙ポスター?を合成しておきます。
…あ、養生看板忘れてた(汗)。
2015年08月06日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。