Jパネル階段 3
本日は、富士宮市の新築住宅現場から、現場の様子です。
自然室温で暮らせることを目指す【びおハウス】です。
昨日に引き続き、Jパネルで作る階段の様子をご紹介します。
新米社員大工の菊池が、何やらやっております。
木に穴を開けて遊んでいる、わけではございません。
専用の工具を使い、こんな物を作っています。
これ、「ダボ」って言います。
恥ずかしながら知りませんでしたが、ダボって、「太〓」とか「駄〓」って書くみたいですが、本当はドイツ語で「D〓bel」なんだそうです。
で、このダボ、どう使うかと申しますと…
はぃ、こちら、制作中のJパネルの階段。
矢印の所に穴が見えますね。
これは、材料と材料とを、ビスで固定するための、「ビス穴」です。
この穴を隠すために、埋める材料が、先ほどのダボです。
もう一度見ましょう。
木の繊維が、ダボの長さ方向と直行しているのがお分かりいただけると思います。
ダボと水平方向のダボなら、売ってるんです。既製品があるんです。
じゃ、何でわざわざ現場で作っているかと申しますと…
もう一回、さっきの写真。
三角部分にはビス跡がありますが、正面の壁にはありません。
いや、「ありません」ではなく、「ほとんど見えません」なのです。
アップしてみました。
どこがビス跡かすぐに分かりますか…?
はぃ、正解はここ。
上の写真と見比べると、「見にくく画像処理」とかしていないのお分かりだと思います。
この画像は、「DIY工具紹介部」さんのHPより拝借しましたが、既製品(左)と自作ダボ(右)、同じ材で目の向きもそろえることで、この様に目立たなくすす事が出来るわけです。
買った方がよっぽど楽で安いのですけど、一手間かけることで、良くなるわけですね。
2015年07月08日
Post by 株式会社 macs
About Me
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。