内部の耐力壁
久しぶりに、富士宮市の新築住宅現場から、現場の様子です。
自然室温で暮らせることを目指す【びおハウス】です。
木の外壁が張り終わりました。
腐りにくいウエスタンレッドシーダーを、さらに燃えにくい薬剤処理が施された材料。
今回は、なんと、お施主様がDIYでグレーに塗装をされました。
お疲れまでした。
きっと何年経っても、良い思い出になるんでしょうね。
さて、
大工は内部の工事に移りました。
既に床も張り終わり、内壁の工事中。
社員大工の吉田が、「重っ!」と言いながら動かしているのは、
「繊維混入スラグせっこう板」という名前の下地材です。
石膏ボードに比べて、強い強度があるので、地震に耐える、耐力壁となります。
先輩大工が切ったボードを、社員大工の菊池がビス留めしてゆきます。
ビス留め後は、ビスの締まり損ないで頭が出ているところがないか、チェックします(の写真↑)。
どこが石膏ボードで、どこが繊維混入スラグせっこう板かは、一棟ごとの、許容応力度設計という構造計算で決められます。
外壁側と内壁側のダブルの耐力壁で、大地震に負けない、最高等級の「耐震等級3」の家になります。
2015年06月26日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。