高知出張記-5
先週から連続で書かせていただきました高知出張シリーズ、本日めでたく最終回です。
最後を飾るのにふさわしく、本日ご紹介するのは、こちらの高知城、ではなく、矢野城。
矢野城は、勝手にそう呼ばせていただいただけ(笑)で、こちらは、高知県の矢野工務店さんのモデルハウスです。
矢野工務店の矢野社長(上写真左)は、秋山先生の設計道場でご一緒させていただいている、センスも設計もお人柄も、私の尊敬する社長さまです。
私より先に訪れた友人の工務店や設計事務所の方々が、
「矢野さんのモデル、良かったよ?!」
と口々に言っていたのも納得。
内部も外部も、こんなアプローチも、とっても勉強になりました。
一緒に行った社員大工の丸山も、熱心に女性スタッフに見とれて…
あ、いやいや、これもお勉強でございます。
矢野さんの女性スタッフが、お勉強をかねてお昼を作ってくれました。
見てください!この超巨大ハンバーグ(五人前)。
何のお勉強かと申しますと、こちらは、一見、IHクッキングヒーターに見えますが、実はIHではございません。
スーパーラジエントヒーターと言います。
IHでも、一番上の小さいところは、真っ赤に熱くなりますよね?
あれが三つとも付いて、もっと高出力なのが、このスーパーラジエントヒーターです。
IHのように、コイルに流れる電流による誘導加熱ではなく、ニクロムが直接発熱し、遠赤外線で調理をするという器具。
「遠赤外線だから、こんなぶ厚い巨大なハンバーグも、中までジューシーに焼けるから見ていてください!」
とのことで、実演中なのでございます。
デミグラスソースも煮えて、生卵を割ったら最後はスイッチを切って余熱調理。
この余熱調理はIHには出来ない技ですね。
はぃ、出来上がり。
ちなみにこのテーブルは直径120cm。
120cmあると、五人でもゆったり食事が出来ますね。
というわけで、いただきまーす。
『スーパーで探した、一番安いお米』とのことですが、やはりスーパーラジエントヒーターで炊いていただいたのですが、
あ、ホントに美味しい!
ガスのように使えて、IHのようにキレイ、いいとこ取りの調理器ですな…。
いやはや、今回の高知出張は、実にお勉強になりました。
お世話になった高知の皆様、そして矢野工務店の皆様、本当にありがとうございました。
よーし、新しい知識と新しい建材で、また頑張ろーっと!
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。