大工の醍醐味
気が付けば五月も最後ですね。早いですね…。
気が付けば、もうすぐ梅雨だし、気が付けば、もう44歳を過ぎていました。
と、そんなことはどうでもよく、富士宮市の新築住宅「薪ストーブを楽しむ家」の様子です。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
社員大工の丸山が、階段を作っています。
とってもオープンで開放的な間取りなので、それに合わせて、軽やかな格子のスケルトン階段を設計してみました。
出来上がるととても気持ちよさそうですが、片方を浮かせる構造で、なかなかやっかいな納まりです。
無理な格好で作業しています。
お尻を向けていてすみません…。
普通の階段なら一日で出来るような階段も、私が複雑にしてしまったばかりに、4日程かかっています。
でも、出来上がったら、きっとお施主様は喜んでくれると信じています。
そのことを想像すると頑張れます。
既に想像して丸山は、作業しながら笑っています(笑)。
丸山は修業時代、某有名ローコストメーカーの仕事も経験しています。
毎回決まった納まりで、この様な複雑な納まりは皆無。
工期はマクスの半分ですから、凄いスピードで進みます。
電動工具さえあればすぐ出来る仕事です。
若い大工なら、請負代金は安くても、朝から晩までバリバリ現場を進めて工期を短縮すれば、一日あたりの日当に換算すると、結構稼げる現場となります。
でもやはり、そこに「もの作りの楽しさ」は薄い。
頭をひねって、上手く納まった時の達成感・充実感は、効率最優先ではない、本来の「手仕事」の現場にあります。
以前も書きましたが、そんな楽しい仕事、
「よし、俺も大工になってみよっかな!」
と言う若者!社員としてマクスで一緒に働かないか!
と、最後はリクルートのCMになってしまいました。
もう一つおまけに、OBさん感謝祭のCMです。
2014年05月30日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。