擁壁がある土地の地盤調査
富士宮市の新築現場の、工事前の地盤調査を行いました。
写真のような擁壁がある場合、擁壁を作る際に、いったん周囲の土を大きく掘り出すため、埋め戻しの土が軟らかく、【地盤補強が必要】と判断されることが多いです。
本来で有れば、擁壁工事の埋め戻しは、この様に(以前のブログ参照)されなければならないのですが、 これ位の大きさの擁壁だと、なかなかそこまでやられていない方が多いです。
地盤は一般的に、時間が経つことで締まるのは、ほんの表面だけで、この様な擁壁近辺(2?3m)は、地盤が弱いことが多いです。
ですので、地盤調査でも、擁壁近くは念入りに調査します。
いったん堅い層に当たっても、それがたまたま石やゴミだったりすると正確なデータにならないので、
?この様に、ダダダダダダダ?という振動ドリルをロッドに取付け、堅い層を突き破り、より深い層の検査をします。(もちろん、それが本当の岩盤なら、突き破れません)
実際、この現場では、この振動ドリルで破った地層の下に、まだ柔らかめの層がありました。
地盤調査では、この様な機械を使うので、小型の発電機も使います。
ダダダダダダダ?と合わせ、この発電機の音がします。
が、1,2時間で終わるので、そんなにうるさくはないと思います。
調査結果は数日後には出ます。
良い結果が出ますように…。
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。