職業としての大工
全国的に、大工が足りません。
それはマクスでも同じ。
手が無いので、もうとっくに引退している私の大叔父を引っ張り出してきて、鳥居を作ってもらっています。
もっとも、こういう仕事は、昨日今日大工になったような者に出来る仕事ではありません。
宮大工として何十年もやって来たからこそ出来る仕事です。
冒頭の大工不足。
消費税の駆け込みとか、震災復興でとか、色々言われていますが、実は、大工そのものの数が減っているのが一番の原因。
情報誌によると、
・50歳以上の大工は全体の6割以上と、高齢化が進み、
・働き盛り40代の大工は、10年で6割減、
・新に大工になる10代の若者は、全国で年に400人しかいないとか…
このままでは、大工が日本から居なくなるかも?
大工が減った原因は、大工に限らず、日本人が、より楽で…、より休めて…、とより条件が良い方に、ということなのでしょう。
年金も社会保険も無い様な環境では、家族を養って行くのは難しいですから、当然と言えば当然です。
だから私は、正社員としての大工、を増やしていこうと思っておりまして、それが社員大工の丸山なのですが、もっともっと、若い力が欲しい。
そう思ってハローワークにも求人を出していますが、今まで面接の申込があったのが二人。
そしてなんと、その二人とも、面接自体を無断欠席。
私にはその気持ちは到底理解不能ですが、一つだけ言えるのは、大工はいい加減な人間に出来るほど楽な仕事ではないし、頭も使う仕事だと言うこと。
そして、本気でやったら、きっと凄く楽しく、夢がある仕事。
だって、お客様の夢を作るんですから。
そんな本気の仲間が欲しい…。
我が社の本気の大工、丸山が奮闘中の現場の予約制見学会情報です。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。