地震に負けない基礎作り その1
富士宮市の新築現場が着工になりました。
自然室温で暮らせることを目指す『びおハウス』です。
昨日からの続きで考えると、「自然室温で暮らす」には、パッシブソーラーシステムを搭載しないかぎり、ちょっとまだ無理だな…
となりますね。
でも、ここは静岡。
「今後30年以内に大地震の来る確率」は、東北の比ではなありません。
断熱の最先端では負けても、建物の丈夫さでは負けるわけにいきません。
そこで、まずは基礎のお話し。
基礎工事の初めは、丁張り(ちょうはり)と言って、基礎を作る位置と高さを写す、目印の定規のような物を作ります。
真ん中の三脚からレーザーが出ていて、水平を正確に出すことが出来ます。
そして、この丁張りを目印に、地面を掘ります。
外周部だけでなく、中央に大きな「ミゾ」があるのが「ミソ」です。
これは月曜日に続きます。
写真は、掘った上に、
「アリダンシート」という白蟻の忌避剤入りの防湿シートを敷いたところです。
シートとシートのジョイント部も、専用のテープで留められています。
見えなくなる所ほど大事です。
2014年02月07日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。