リノベーションの補助金 続き
昨年のクリスマスに、
「リノベーションで200万円の補助金がもらえてすげー!」
みたいなエントリーをしました。
その続きです。
新聞にも大きく取り上げられ、業界では、お化粧直しの『なんちゃってリノベ』から、いよいよ本格的なリノベーションの時代がやってくる、ととられていたのに…。
国交省から発表されたものには、200万円の「に」の地も無い…。
こんなはずでは?と思って追加発表を待つも、100万円だけで落ち着いたようです。
もちろん、百万円でも大きいし、大事な税金。
写真は昨年工事させていただいた、富士宮市のリノベーション現場の解体風景。
お化粧直しではないリノベーションは、耐震性・断熱性を、最低でも現行の基準にしなければ意味がないと思います。
意味が無いというのは、高いお金を掛けても、その家が長持ちしなければ、掛けたお金が無駄になるから。
でも、そこまでやるには、当然費用も大きくなります。
「個人の財産に補助金を出すのは変だ」
との意見もありますが、
・耐震化で国民の生命を守ると共に大地震後の復興費(公的資金)を抑制し、
・断熱化で日本のエネルギー事情を少しでも改善する、
・これら本来のリノベーションの意味を啓蒙し、
日本の住宅事情を改善して行くには、大きな意義が有ると思うのです。
それ故残念…。
写真の富士宮市の現場では、補助金は70万円でした。
そして、その補助金を得るための、拷問の様な書類作成と審査…。
国交省の発表を見ると、今回の補助金も、なかなか手強そうです。
うーん、色々残念…。
2014年02月03日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。