見学会前の現場風景
昨日の富士市に続き、本日は三島市で建設中の新築住宅です。
 「自然室温で暮らせる事を目指す」びおハウスです。
現在はもう少し現場は進んでいますが、

こんな感じ。
 昨日の富士市の新築住宅同様に、開放的な間取りです。
左側を見ると分かりますが、吹き抜けもあります。
 吹き抜けは、床に穴を開けるわけです。
 単純に考えれば分かりますが、ふたが閉まった段ボール箱の一ヶ所をカッターナイフで切り取ったとします。
 大きな穴を開ければ、それが壁だろうが天井だろうが、当然弱くなります。
住宅も全く同じで、大きな吹き抜けを作る際には、必ずその安全性を確かめなければなりません。
 ですが、現在の法律では、木造の平屋と二階建ては、構造計算などしなくても壁の量だけで建築確認が降りちゃいます。
 怖いけどそれが事実。
 弱い建物でも違法建築ではありません。
だから、斬新なデザインの建物や、吹き抜け空間をこれでもかとアピールしてる建物は、
 その裏付けとなる構造計算は…?
 と聞いてみたいですね。
そんなところが、構造見学会の見るべきツボだと思います。
 ちなみにこのお宅は、ご覧の通りの大きな開口と吹き抜けがありますが、許容応力度設計による構造計算によって、最高等級の耐震等級3を取得しています。

と、難しい話はおいといて、外部のデザイン的にはこんな感じ。
 深い軒は、梅雨や秋の長雨から建物を守る上で、日本の住宅の基本だと思います。

ベランダには、特に深い軒を付けて、洗濯物が濡れない様に。

もちろん、吹き抜けなどの間取りや、建物のデザインなど、完成後も良く分かる所ばかりでなく、見えなくなる所が大事。
 それは、構造見学会でしか分かりません。
上の写真は、マクスの現在の定番の木質繊維断熱材と、薪ストーブの煙突周りの納まり。
 気になる方は、ご予約の上、ご見学下さいませ。

最後は、忙しさでぐったりしているオシドリ電気屋夫妻でした。
そんな電気配線の仕事っぷりも良く分かる、本年最後の構造見学会のご予約はこちらです。
     ↓
2013年12月19日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。
 
   
  







 
						 
					 
				 
                                   
                                   
                                   
                                   
                                   
							 
							 
							 
							 
						 
						 
						

