霊峰富士に工事の無事を祈る
向こうに富士山が見えます。
桜島も良いけど、やっぱり富士山かな(笑)。
先日、そんな富士山の麓、富士宮市で、地鎮祭をさせていただきました。
社員大工の丸山も、やっと自作の鋤で地鎮祭に臨む事が出来ました。
こちらは、地鎮祭をしていただいた、富士本宮浅間大社(地元では浅間さんと呼びます)内にある、富士山御霊水水屋神社。
富士宮市で地鎮祭を行う時は、ほぼ全て浅間さん。
私は地鎮祭の時には神主さんを迎えに行く係ですから、富士宮で地鎮祭をする時には、必ずこの水屋神社に工事の無事をお願いしてから、神主さんをお迎えに行きます。
(無神論者のくせに…)
本来の富士登山は、ここでコンコンと湧き出る富士の湧水で体を清めてから、登山するのが習わしです。
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが、富士山頂は、静岡県でも山梨県でも東京都でもありません。
ここ浅間さんの領地です(だから地図も県境が無い)。
山頂には、富士山頂奥宮があり、浅間さんの若い神主さんは、二~三ヶ月、山頂でお勤めします。
そんな神主さん達の山頂でのお話を聞くのも、私の地鎮祭の密かな楽しみ(笑)。
世界遺産登録と登山の有料化の試験運用で、今年の夏は、連日報道されていました。
報道では、どの局も毎回「世界遺産登録を受けて、登山客がどっと押し寄せて…」とやってましたよね?
でも!
何人かの神主さんが同じ事を言われるので間違いないと思いますが、実は、逆に例年より少ないくらいだったそうです。
報道で「そんなに混むならイヤだな」と諦めた方が多かったんでしょうね。
マスコミもいい加減なもんだなぁ…。
工事はいい加減ではいかんっ!
気を引き締めて竣工まで頑張りましょう。
お施主様、まずは、おめでとうございます。
2013年12月12日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。