薪ストーブの煙突掃除
暑かった夏も終わり、気が付けば、もう薪ストーブが恋しい季節。
行こう、行こう、と思っていた煙突掃除に行っていない!
いよいよ寒くなってきてオケツに火が付き、煙突掃除に行ってきました。
最初はこちら。
マクスでは今までも沢山薪ストーブを付けさせていただきましたが、
お客様からではなく、私の提案で、
会長である親父の設計ではなく、私の設計で、
薪ストーブを付けさせていただいた最初のお宅。
自分が勝手に付けた?ような気がして、その罪悪感(笑)から、煙突掃除に自ら行くのが恒例化し、今年は私の煙突掃除は全9ヶ所。
来年は11ヶ所に増える。
だんだん増えて行くのは、嬉しいような辛いような…。
冗談はさておき、自分で行くことによって、正しく使えているかどうかが手に取るように分かります。
ヘビーユーズの一年でこの煙突状態は超優秀。
しっかり乾いた薪を確実に二次燃焼出来ている証です。
掃除する灰も少なくて楽です。
天窓の防水状態などもチェック出来ますので、安心出来ます。
何より、新築時よりも緑が大きくなり、ウエスタンレッドシダーの羽目板も、味わい深くなり、経年変化による「経年美」が出てきたのを実感できるところがとても嬉しいことです。
完成時がピークではなく、だんだん美しくなって行くのが自然素材の家。
お客様にそんな宣伝をしていても、自分でそれを実感出来ていなければウソつきですから。
はぃ、次のお宅に移動。
本日は変わったアングルばかりですみません。
こちらのお宅は例年よりややススが多い。
薪は乾いていると思うので、エアーの絞り過ぎかな…、ま、問題ないレベルなんですけど。
煙突の上の方に、10円ハゲみたいに黒の塗装が剥がれています。
ステンレスの煙突なのでこれも問題無しですが、
耐熱塗料で補修です。
にしても、芝生がキレイ。
美しく使っていただいているのを見ると、やっぱり何より嬉しいですね。
続いてこちらのお宅。
このアングルでは高さを感じませんが、
実際にはこんな感じ。
パッシブソーラーの効率を良くするために、4寸勾配なので、ちょっと怖いです。
煙突の所にあるのが、お掃除用の専用ブラシです。
下の方にいるのは篠原総務部長と営業設計スタッフの遠藤。
篠原は高所恐怖症なので、登るのはいつも私の役目です。
こちらのお宅も、素晴らしい燃焼状態でした。
本日、一番状態が悪かったのは、
↓
ここ。
会社の薪ストーブです。
一番安価なタイプの薪ストーブなので、二次燃焼の効率も低いためか、大量の灰です。
今シーズンは、3羽もスズメが煙突から入ってきたので、さぞホコリっぽかったことでしょう。
↑
三羽の内の一羽。
薪ストーブから無事救出はしましたが、やはり恩返しには来ませんでした。
2013年10月23日
Post by 株式会社 macs
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生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。