地震に負けない家の必要性
本日は、富士市で建設が始まった住宅からです。
自然室温で暮らせる家づくりを目指す「びおハウス」です。
基礎工事が始まりました。
外周だけでなく、真ん中に溝があります。
この溝には、この様な鉄筋が組まれ、コンクリートが打ち込まれると、「地中梁」という、地面の中に見えなくなるコンクリートの梁が出来ます。
柱の引き抜け防止用のアンカー(写真中の傘の柄のような金物)もセットされています。
基礎の下には、白蟻の忌避剤入りの防湿シートが施工されています。
いかがでしょうか?
街で見かける基礎とは大分違うのではと思います。
最高等級の3を構造計算をして取ろうとするとこれ位の基礎になります。
基礎の職人でさえ、「ここまでする必要あるんです?」なんて言ったりしますが、私はやっぱり、「ある」と思います。
上の表は、30年以内に大地震に見舞われる確率を県別に見たもの。
静岡県、堂々の第一位です。
約90%。
現実を直視し、もう、来ると思って備えるしかないのでは?と思います。
2013年10月03日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。