道場で戦ってきました その2
先月、「秋山東一の設計道場」なる勉強会で、無策に戦いに行き、ボコボコにされた事をご報告いたしました。
前回もご紹介いたしましたが、秋山先生は設計なら、泣く子も黙る重鎮。
設計実務者が、実際の土地に、ヨーイドンでプランニングして発表をし、
みんなの前で秋山先生にビシビシしごかれる、
という、超ドM勉強会です。
今回は、秋山先生最新作のお宅と、東京の有名工務店、岡庭建設さんの建物を見学させていただけるという豪華な内容でした。
やはり富士のような田舎では考えられない狭さの土地事情。
写真は、岡庭建設さんのモデルハウス。
コンパクトなのに、広々したとっても素敵な空間。
狭小地での設計とは…、とても勉強になりました。
岡庭建設の皆さま、お世話になりました。有り難うございました。
さて、本題の道場…。
前回、「ジジ臭い設計だ」とバッサリ斬り捨てられましたので、今回は何とか食い下がろうと作戦を立てて行きましたが…。
●秋山先生の厳しい突っ込みは無論のこと、
●三時間弱でプランをまとめて提出という、時間的制約、
●さらに、前日遅くまでの懇親会のために、二日酔いでプランニング、
という厳しすぎる条件。
何しろ、道場主の秋山先生が
「ね? グィグィグーイっだよ。 ピヨーン。 ○φ▽♪×Ω□…。」
と、私には理解不能な建築の深すぎる異次元ワールドに達するまでお呑みになるので、私ごときが二日酔いを言い訳になど出来ないのでございます。ハィ。
そもそも前回、
「私よりお若いですけど、俺の方が ”ワイルドだぜぃ”」
のコメントで一蹴されてしまいました。
ホテルのチェックインの際に、フロントのお姉さんより、
「こちら有料TVカードでございます。」
と言われて、
「ん?そんな物いりません」
とお応えになる秋山先生の後から、
「そこは俺の方がワイルドだぜ」
と心の中でこっそり突っ込んでみても、
秋山先生最新作の見学の際に、階段昇降イスの実演をしていただいている姿に、
「似合いすぎててワイルドじゃないぜぃ」
と心の中でこっそり突っ込んでみても、
本番で今回もバッサリやられたのでは全く意味がないっ!
と、気合いと緊張でプランに挑みました。
ま、結果、そこそこ…くらいかなぁ…。
個人的には、あくまで個人的には、とりあえず及第かと。ホッ。
でも、
「うん、なかなか良いね」
と言っていただけるよう、まだまだ辛い修行は続きます。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。