市民大学講座~読み聞かせ・話し方講座~
本日より季節は、芒種の末候で、【梅子黄:うめのみきばむ】です。
梅と全然関係ありませんが、春のこの時期、毎年富士市で開催される市民大学に、私と社長は通ってお勉強しております。
私の方は先日、富士市民大学講座の「表現力アップ!読み聞かせ・話し方講座」
第一回目を受講してきました。
英語の授業では「この音はこういう口の形で~舌を巻いて~」などなど
英語の発音の仕方を教えるのに、
日本国民は日本語の正しい発音を教わっていない!ということで
正しい発音を教わってきました。
今まで正しい発音してなかった音もあって驚いたので、ご紹介します。
まず日本語は「あ」行の母音と、その他の子音に分かれます。
母音はさえぎるものがないクリアーな音、
子音は母音を発する直前に変化をつけた音。
さらに子音は変換して濁点がつく(か→が)破裂音と、
そうでない摩擦音に分かれます。
ここまではすんなり納得。
そして正しい発音の仕方。
母音の「あ」は口を縦に、指4本入るくらい広げて発音。
指4本分の大きさはけっこうツライです。顎外れそう…
「い」は口を横いっぱいに開き、首の筋が硬くなる形は間違い!
正しくは首の筋が硬くならない程度に口を横に開いたら、口角を上にあげる、
ゆるいU字型の口が正解なのだそうです。
これは初知りでした。正しい「い」の口の形は頬の筋肉いっぱい使います。
私の机の前で、社長と祭子さんに練習してもらいましょう!
『いぃぃぃ』(笑)
「う」はタコみたいに口を丸くすぼめて前に突き出します。
「うーーーめ!(梅)」
「え」は「い」の口をつくった後、顎を下に落として発音。
「お」は「う」の口をつくった後、顎を下に落として発音。
この「う」と「い」を交互に連続で発音する「ういうい体操」、
習慣的に続けると頬の筋肉が締まって小顔になるらしいです!
隙あれば「ういういういうい」言いましょう!
次に子音。
「か行」は破裂音。下の真ん中あたりが上あごについて破裂させて発音。
「さ行」も破裂音。吐く空気が歯の裏側にあたった瞬間に破裂させて発音。
「た行」も破裂音。舌を横に広げ、上の歯の付け根につけて破裂させて発音。
でもこの口の形で「た ち つ て と」と発音すると、「ち」と「つ」がうまくできません!
でも、できないのが正解。本来「た行」は「た てぃ とぅ て と」だったそうです。
月日が流れ言葉が変化して「た ち つ て と」が正式に「た行」になってしまい、
この法則が適用されない「ち」と「つ」が「た行」になってしまったそうです。
本来間違っていたはずの音が、大勢の人が間違い使用し続け、
いつの間にか間違いの音が正しい音とみなされた音が多いので、
日本語は法則通りにならない例外の言葉がいっぱいできてしまったそうです。
数が多い方をよしとする、民主主義恐るべし…
次に「な行」。これは摩擦音。
「た行」と同じ口の動きで、摩擦をおこして発音。
「は行」は大きな破裂音。母音と同じ口の形で、のどの中央で破裂させて発音。
「ま行」は摩擦音。一番やさしい音。
唇をくっつけて開けば発音できる。逆に言えば、唇をくっつけないと綺麗に発音できない。
赤ちゃんが「ぱぱ」より「まま」を先に発するのは、実は難易度の低さが理由かも?!
「や行」は母音の複合。「い」の口で発音。
「や・ゆ・よ」は、正しくは「や い ゆ いぇ よ」。
私の名前の「ゆき」は同じ口の形で発音するのかと、この歳になって知りました。
「ら行」は摩擦音。「な」の口をつくって、下顎をおとして発音。
「わ行」は母音の複合。「う」の口で発音。
「わ・・・を」は、正しくは「わ うぃ う うぇ を」。
「が」などの「゛」が付く音は、文字通り濁らせて発音。
「ぱ」などの「゜」が付く音は、より強い破裂音。
文章で説明するとわかりづらいですが、
これが正しい日本語の発音だそうです。
普段喋っているのに、きちんと知らないことがいっぱいでした。
勉強になりました。
文:ゆき(「い」の口で発音!)
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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