今年も新茶の季節
新緑がますます眩しくなってきました!
季節は穀雨(こくう)の末候「牡丹華(ぼたんはなさく)」。
百花の王である牡丹が開花し始める頃。
美しく、存在感があり堂々としている牡丹。
中国では、国の代表花として牡丹があげられ、
数えきれないほどの逸話や美術に登場します。
日本では、有名な
「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花」
という、女性の美しさを表す言葉があります。
最近あまり聞かないかな?
女性が美しくおしとやか、なんて時代ではないかもしれません・・・
牡丹は古く平安時代に空海によって中国よりもたらされたといわれています。
江戸時代には、家紋として人気が高く、富貴や華麗さの象徴とみなさていました。
主人の実家(会長宅)の牡丹。
今年は花が何もかも早いようですね。
もう花が終わる頃にぎりぎり撮影できました。
代わりに、今お庭をにぎわせているお花も撮らせてもらいました!!
ツリガネソウ
エビネ(中央)
紫はジュウニヒトエ
黄色のエビネもあります。
お庭のあちこちで賑やか。
まさしく春開花の時ですね!
さて、目を家の外に向けると、私たち富士市では
新茶の芽が一斉に伸びてきています!
ビロードの絨毯のようです。
↑こちらは、社長に会社の屋根の上に登って撮ってもらいました。
お茶の新芽がとってもキレイです。
明後日の5月2日は、立春から数えて88日目の八十八夜。
もうすぐお茶刈りの香が広がります。
八十八夜は、二十四節気とも七十二候とも違い、雑節(ざっせつ)の1つ。
季節の移り変わりをより的確につかむために設けられた特別な日で、
節分・彼岸・社日・八十八夜・入梅・半夏生・土用・二百十日・二百二十日
と9つあるそうで、そう言われれば、なるほど、ですね。
ちなみに、節句は5つあって五節句というのだそうです。
人日(1/7)・上巳(3/3)・端午(5/5)・七夕(7/7)・重陽(9/9)
端午と七夕しか読めない…と思ったら、七夕は「たなばた」ではなく「しちせき」。
本来の由来を知らずに使っている言葉って結構あるんですね。
いい機会なので、もうすこし「季節」に敏感にならないと…。
それにしても、雨上がりの花や植物の成長には、パワーを感じずにはいられません!
家の隣の竹藪の筍の伸び方と言ったら…(笑)。
文:陽子
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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