皆既月食を観察してみた
本日から二十四節気は立春。
旧暦では、この立春が一年の始まり。
節分も八十八夜もここが起点となり、建築関係では「今年は年回りが悪いから…」となると、立春を過ぎたら大丈夫、となります。
七十二候は、立春の初候で【東風解凍:はるかぜこおりをとく】。
冬は、北風のイメージ。
夏は、南からの暑い湿った風が…。
春は、東からの風なのか???
調べてみました。
これは、風配図、と言いまして、その月にどちらから風が吹くか、を示したものです(静岡県)。
「卓越風」と言って、どちらからより多く風が吹くかは、建築ではプランを検討するにあたり非常に大事な要素です。
各方位の方に、より長く伸びている方が、その方向から強い風が吹く、と読めます。
やっぱり、冬は北風、夏は南風ですが、2,3月で東風に変わる、って感じには読めませんね。
もっとも、風は、その場所の山や海の地形に大きく左右されます。
静岡県東部では、富士山・愛鷹山等の地形の影響により、
・東・西山麓では南と北風が卓越し、
・南山麓では秋から冬にかけては、西の風が現われやすく、夏は海陸風により南風が多い
という傾向があります。
いずれにしても、暦の上では、春に向かって、氷も溶けてくる頃…
って一昨日は雪っ!
会社のある大渕は、富士市でも上の方なので、数年に一度はこれくらい白くなります。
すぐ溶けますけど。
さて、今回のお題は、「お月さま」。
先日、35年ぶりの【スーパー・ブルー・ブラッドムーン】、モデルハウスで観察せよ!
と、オーナー様から指令が(笑)。
天文に弱い私…。調べると、
・月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」で大きく見える
・月に2回の満月が「ブルームーン」
・皆既月食で、月の表面が赤っぽくなるのが「ブラッドムーン」
これが一緒に起こる!へぇ~!
はぃ、こちらモデルハウスの、一階の屋根の上の、スカイデッキです。
暗くなるとこんな感じです。
夏、涼みながら、ビール片手に星を眺める、なんてのは最高なのですが…
寒wwww!!!
三脚とカメラをセットしてあるのがお分かりいただけます?
携帯で撮りましたが、上手く撮れませんでした。
で、一眼レフで撮ったブラッド・ムーンがこちら。
おぉ、たしかに赤い。(色の補正してません)
残念ながら、再度月が地球の影から出てくる頃には、曇ってよく見えませんでした。
でも、赤い月に、子どもたちは大騒ぎ。
みなさんも、子供と一緒に夜空を眺めてみてはいかがでしょうか?
もちろん、完全装備で。
文:鈴木
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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