烏骨鶏のおうち
本日から七十二候は、大寒の末候【鶏始乳:にわとりはじめてとやにつく】。
「とや」ってなんだ?
と思って調べると、トヤとは、【鳥屋】で、鳥を飼っておく小屋、つまり鳥小屋のことだそうで。
鳥屋(とや)に就(つ)くとは、
1 鶏が産卵のために、また、タカが羽毛が抜け替わるときに、鳥屋にこもる。
2 旅回りの役者などが、次の土地に出発できないで宿屋にこもる。
3 遊女が梅毒にかかって引きこもる。また、梅毒のために毛が抜けて薄くなる。
ほぉー、なるほどなるほど。
で、時期としては、鶏が春の気を感じ、たまごを産み始める頃なのだそうです。
自然な状態の鶏は、日照時間が長くなるにつれ、産卵率が上がり、春から夏にかけてたくさん卵を産みます。
なるほど、一年で一番寒いこの時期ですが、少しずつ、夕方が伸びているのを実感できますね。
さて、鶏、鳥屋、といえば!
3年前に社員大工の丸山が作らせていただいた「チキントラクター」だ!
と思い、久しぶりに見に行ってみました。
外壁のレッドシダーが、川の湿度の影響か、いい感じに黒く変色しています。
その横に、ありました、チキントラクター。
「移動しながらその下の草を食べさせる」という小屋なのですが、懐いて逃げないので移動せずに定位置で放し飼い(笑)。
烏骨鶏さんがいます。
美しい毛並み、男前ですねぇ~。実にカッコイイ。
烏骨鶏の「烏」という字は「カラス」ですね。
黒いという意味もあるそうで、文字通り、皮も骨も、肉も内蔵も、黒い鶏の品種名。
二階では、雌が健気に卵をあたためていました。
まさに、「とやについて」います。
半月ほどで生まれるそうで。
元気に生まれてくるんだよ!お母さんも頑張って!
おーぃ、お父さーん(達?)、逃げちゃだめだろwww
お邪魔しました。
焼き鳥が食べたくなった…とか書いちゃぁ不謹慎ですな。
カテゴリーは「食」ではなく、「暮らし」にしました(笑)。
自然と一緒の暮らしをされているお施主さんが、素敵なのでございます。
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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