薪ストーブが楽しい大屋根の家 上棟風景1
先日、富士宮市の新築住宅、めでたく上棟致しましたので、その風景を三回に分けてご報告です。
「自然室温で暮らせる家を目指す【びおハウス】」がどの様に建てられてゆくか、是非ご覧下さい。
と言いつつ、すみません。
本日は上棟前の大事な大事な作業、ホウ酸処理からです。
写真の奥の方、小さい人影。
マクスの現場監督三人と総務部長の篠原です。
大事な作業なので総出です。
柱・土台・大引・間柱…
そういった白蟻の被害を受けやすい部分に、白蟻に強い桧を使い、かつ、ホウ酸塩で防蟻処理です。
(緑色なのは施工箇所が分かる様に染料を混ぜています)
上棟前に行うことで、この様に、継ぎ手の内部や材料の裏側まで、しかり処理が出来ます。
こちら↑は、柱ですが、
この様に、背割れの内部までしっかり処理。
これで防蟻処理は完璧。
ホウ酸塩は、水で流さない限り、分解も蒸散もしないので、半永久的に建物を守ってくれます。
ですから、五年毎の再処理も必要有りません。
もちろん、高い防蟻性と防腐性を有するのに、人体には(直接施工箇所をベロベロなめたりしない限り)無害、と言うのも見逃せませんね。
構造見学会では、そんなホウ酸処理の部分も見ることが出来ますので、是非ご予約を。
2014年09月17日
Post by 株式会社 macs
About Me

鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。