実験大好き、実験くん!2
先週何やら作っている風景をご紹介しましたが、その作ったものを使って、会社でミニ実験をしました。
社員食堂で話題のタニタ製ののデジタル温湿度計を三つ用意。
実験前の温度と湿度は左からそれぞれ、
24.3℃-54%、24.3℃-52%、24.4℃-53%、
を示しています。
一個千円もしないのに三つがほぼ同じ数字ですから精度良いですよね。
このデジタル温湿度計を三つの実験箱に入れます。
三つの実験箱は左から、
【A】床:化粧フローリング、三方の壁:プラスターボード下地ビニールクロス仕上げ
【B】床:無垢の桜材に米ぬかワックス仕上げ、三方の壁:同上下地自然素材珪藻土
【C】床:同上床にウレタン樹脂コート仕上げ、三方の壁:同上下地合成樹脂入り珪藻土
です。
実験くんの助手である、実験ちゃんが温湿度計と一緒に入れているのは、電気ポットの95℃のお湯を入れたコップです。
そして、すかさず蓋。
蓋の隙間から空気が出入りしにくいように、実験箱の上側には、コンプリバンドという定型シーリング材を取り付けています(写真でグレーに見える部分)。
蓋はプラスターボード下地に、それぞれ、【A】ビニールクロス、【B】自然素材珪藻土、【C】合成樹脂入り珪藻土です。
つまり壁と同じです。
正面を観察用の窓とし、小さな部屋をイメージして、真夏のムンムン蒸し暑い時、を何となく再現してみたわけです。
で、結果はどうなるか…?
それは明日に続きます。
そうそう、ネット新聞「びお」で、ちょうど珪藻土のお話しを取り上げていますので、こちらも是非お読み下さいませ。
今回の実験で、珪藻土の種類が違いますが、何がどう違うのかが分かります。
参考リンク:ネット新聞びお【麦秋至・麦とビールと珪藻土の話】
珪藻土のお陰で生ビールが飲める、と言うお話し。
発泡酒しか飲まないけど…。
2013年06月04日
Post by 鈴木 克彦
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。