太陽と電気ヒーター どっちが温かいか比べてみた(前編)
Vol. 3,703
おはようございます。
頑丈であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です。
朝玄関を出ると、「随分冷えるな…」
と思ったらやっぱり…
初冠雪ですね。
県外の方はご存じないかもですが、
富士山頂は真夏でも雪が舞うことがあるので、
初雪、というのはなく、
積もった日が初冠雪です。
さて、昨日は長男坊の昔の写真だったので
本日は長女が小さかった時の写真を。
10年前の娘。
ちっちぇえ~。
いえ、本当に小さかったのです。
530gの超未熟児で生まれ、
「生きて退院できる確率は50%」
NICUの先生にそう言われました。
いやぁ…当時のことを思い出すと、
今でも心穏やかにはいられません。
本当に色んな方に助けていただき、
今はおかげさまで、元気。
まぁ、周りの友達よりかなり小さいですが。
当時、普通の子に比べれば極端に小さく、
運動能力も劣っていたため、
普通の保育園に入園させるには危険が伴う、
の言う判断で、
こども療育センター「みはら園」
という施設に入園し、
その後、一般の保育園に転園しました。
みはら園は、様々なステージの何らかの
症状や障害を持つ子供達が通っており、
専門の医療スタッフの先生方も多くいらして、
本当に安心して娘をあずけることができました。
冒頭の写真は運動会の写真ですが、
私は、すごく考えさせられたのです。
娘は遅いながらも、
写真のように走ることが出来ました。
けれど、自分では殆ど動けないような
重度の障害のお子さんもいるわけです。
そんな子たちは、大きな電動の車に載せられ、
先生がリモコンで操作して、
スタートからゴールまで行くんです。
正直、私はその光景を見て、
「あぁ、可愛そうだな…」
「他の子を見たら、親御さんは辛いだろうな」
そう思ったんです。
でもですよ、
「はっ!」って気付いたんです。
自分でスタートからゴールまで行ける
他の子供達は、大きなリモコンカーに
乗っている友だちを見て、
「可愛そう」って見てると思います?
全っ然! そうじゃない。
「わぁ~いいなぁ~」
ってキラッキラした目で見てるんですよ。
「普通ってなんだろう?」
その時、私は強く思わされ、
小さな子どもたちから教えられた気がしました。
こんなことを思い出したのも、
もちろんパラリンピックを見たから。
パラの車いすマラソン。
「なにあれ!めっちゃ早いじゃないですか!」
普通のマラソンよりはるかに速いタイム。
だからって、
あの車椅子に乗ったら自分でも早く走れる?
そんなわけない。
あんな事したら手がもげちゃう。
すっごいなぁ…って。
一回でいいから乗ってみたい!(キラキラ)。
普通のマラソンと車いすマラソン、
どっちが早い?
普通のテニスと車椅子テニスと戦ったら
どっちが強い?
比べようがないし、そもそも、
「普通」って何…?ってことなんですよね。
えーとですね、
「比べるのが難しいけど、比べてみた」
って住宅のお話を書こうと思ったのですが、
比べるの難しいといえば
「車いすマラソン」
を連想し、
それを書こうとしたら、
娘の昔を思い出し、
娘のことになると、
止まらなくなった…。
この窓から差し込む太陽と、
ダイキンの最新モデルの電気ヒーター、
比べにくいけど、どっちが温かいか?
って事、書こうと思ったんですけど、
長くなりすぎたので、明日に続きます。
すみません…。
2021年09月07日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。