磐田・直庵 を見学させていただきました
先日、建築家の村松篤さんにお声をかけていただき、最新作の「磐田・直庵」を見学させていただきました。
大らかな大屋根のお宅です。
反対側はこんな感じ。
今回は、社員5人でお邪魔させていただきました。
みんな写真では分からない、ディテールの納まりに興味津々でした。
一番特徴的なお部屋はこちら。
アールの天井は、二階ホールの一部に繋がっています。
施工が大変そうです(笑)。
あ、こちらも円い天井。
写真では分かりづらいですが、円い天井は光の陰影が素敵に写りますね。
ちなみに、内部の二枚の写真は、いずれも珪藻土。
左官の仕上げ方によって、随分表情が違いますね。
写真では表せないのですが、村松さんの設計の、「良いなぁ?」といつも思う所は、大胆なアールでも素材のどーのでもなく、細部の細かな納まりと、外部との応答です。
最初の二枚の写真では分かりづらいかもしれませんが、この様な広いデッキがあり、そこに屋根がかかっています。
つまり、深ーい軒があります。
窓の外に遠藤が写っていますが、外は結構な雨が降っているのに、全然濡れません。
「遠州のからっかぜ」という言葉があるくらいですから、浜松は富士と違って風の強い所です。
そんな雨や風や日差しを、どうコントロールして、心地良く過ごすか…。
これはとっても大事、と言うか家にとって一番大事なテーマでしょう。
「ここで暮らしたら気持ちいいだろうナァ?」と思わせる設計に、みんなで唸って帰ってきました。
今回も沢山お勉強させていただき、ありがとうございました。
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。