人は暑さに強い
唐突なタイトルですが、
「人間は、暑さに弱い、のではなく、蒸し暑さ、に弱いのである」
と、兼好法師は…
言っておりません。
「住まいは夏を旨とすべし」
と言った兼好法師も、気化熱までは知らなかったでしょう。
取りい出しましたる二枚の布切れ。
左の色が濃いのは、ぬるま湯で濡らして絞ってあるのでございます。
サーモカメラでその様子を撮影するとこうなります。
左は、ぬるま湯で湿らせた布が乾いた布と同じ温度(26.4℃)になった時。
実験スタート!
右は、3分後。
濡らしてある布は、乾いた布より2.7℃も低くなっています。
(後ろの木の壁の色(温度)が左右で違うのは、手前にピントを合わせていることからくる誤差だと思います)
これが気化熱。
水は、蒸発する時に熱を奪います。
人が汗をかくのは、汗を乾かして体を冷やすため。
この汗をかくというシステムが備わっているので、マラソンなどというクレージーなことも、人間は出来てしまう。
実は、体中から汗を出せるのは、ヒト以外には馬だけ。
汗だくの犬や猫なんて見たことないですよね?(笑)
犬は暑いとハーハー言うだけですぐにバテて動けなくなります。
汗をかける人や馬は、実は暑さに「強い」のです。
人は、暑さに弱いのではなく、汗を蒸発させることが出来ない「蒸し暑さ」に弱いでのす。
という、小4の娘の夏休みの自由研究の宿題は、僕がやりました(爆)
最後はCMです!
湯布珪藻土の良さと、施工と補修のノウハウを習得、さらに広島お好み焼きも食べよう!
家づくりで大事なところは見えなくなる!
太陽熱で床暖房のパッシブソーラーのある家の構造見学会です。
2017年08月24日
Post by 株式会社 macs
About Me

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。