地縄と地盤調査
本日は、富士市で始まる新築工事の現場から。
解体工事が終わると、城内監督と一緒に地面に建物を建てる位置をビニールと杭で出します。
地縄、と言います。
目の錯覚なのですが、地縄でも、もう少し進んで基礎でも、一般の方には随分と小さく見えます。
「え?今度建てる家、こんなに小さいの?」
と不安になります。
経験上、全員、と言ってもいいですね(笑)。
でも、上棟で立体的になってくると、高さと広さを実感できて、安心します。
逆に、こちらのお宅のように、地縄だけで大きく感じると、かなり大きな家、になりますね。
さて、安心といえば、地盤がしっかりしていないと安心できません。
上の写真の指差す部分に寄ってみると、
はぃ、これは、表面波探査、という方法で地盤調査をしているところです。
振動を起こす機械が、ビッコ・ビッコ・ビッコ・ビッコ…とゆっくり動いたり、ビコビコビコビコーと早く動いたりして、様々な周波数の振動を出し、その振動の地下からの跳ね返りを、地面に刺した2つのセンサーで読み取ります。
地震を探知する機械と原理は同じです。
信号は車載の解析機に送られ、データ化されます。
何m位が硬いのか柔らかいのか、そのまま家を建てて大丈夫なのか、はたまた地盤補強が必要なのか、しっかり見定めなければなりません。
が、この暑さ…。
炎天下では堪えます。
顎髭を伸ばしているだけで、暑っくるしぃのぉ~!とイラッとしてついついいじめたり…はしてはいけません。
少しだけいじめたからか、結果は表層改良が必要…。
冗談でございます。ちゃんとした解析の結果です。
杭打ちなどに比べればコストは低いものの、こちらのお宅のように、一階が大きいと、基礎も大きいので、その分、地盤改良のコストは大きく…。
うーん、今夜、そのコストの打合せ。
このブログを事前に読んできていただいて、心の準備をしておいていただこう…。
まぁ、こちらも、特別な作戦も用意して…(謎)。
2019年08月07日
Post by 株式会社 macs
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