イベント イベント insta インスタグラム 上部に戻る

ブログ

ブログ

社長ブログ

この地で育てられた四代目です

金物による継手

本日も、昨日に引き続き、富士市の注文住宅の上棟現場から。

昨日は、大工の継手のお話をしましたが、機械加工より手加工がいい、手がいい、手が、手がぁ…といった懐古主義ではございません。
現代の技術の方が優れている所も、昔ながらの技の方が優れている所もあります。
適材適所です。

例えば、こちらの接合部は、28.7kN(キロニュートン)以上の耐力を求めららた場所なので、こんな金物を。

こちらもそうですね。金物が見えると思います。

はめ込んだ後に、ドリフトピンという鉄の棒を所定の位置に叩き込んで固定。

28.7kN。
ピンときませんが、ニュートンは力の単位。
質量1kgの物体の重量は9.81Nですから、28.7kNは約2.9トン。
アフリカゾウのメスくらい。
って、もっと分かりづらい…?

この接合部に、メスのアフリカゾウがそっとぶら下がっても外れないくらいにしてね、みたいなイメージ。

こんな感じに接続されます。
アフリカゾウのメスじゃないなら、マルミミゾウのオスだ、とかってお話ではなく、構造計算をして、耐震等級3を取ろうとすると、こういった部材の強さもしっかりと確認できる、ということです。

逆に、極論ですが、構造計算をしないと、こういう部分は「全て」勘に頼るしか無いってことです。
一生の家づくり、イメージじゃダメ、ってことだと思います。

ここは、大工が蟻継ぎで繋いだ場所に、さらに金物を使ってしっかり接合している所。

外からボルトを回すと、梁がギューっと引き寄せられます。

大工の魂がこもってるから強いとか、
スーパーウルトラなんちゃら工法だから強いとか、
ではなく、構造は、イメージじゃなくてキチンと計算しましょうってお話。

 

より分かりやすく、より詳しくは、構造見学会にて。

【10/13 富士市 構造見学会 パッシブソーラー&スキップフロア&VR】

【9/29 Do light フェスタ】

【正社員(現場監督)募集!】
富士市のマクスでは正社員として現場監督募集中です

2018年09月19日

Post by 株式会社 macs

About Me

img
鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

ほぼ毎日家づくり相談会、開催中!

土地選び・理想の家・資金計画など、何でもご相談ください

営業しません

否定を表す手
マクスの営業マンは
0人です

ほぼ365日開催

頑張っている時計の顔をした人
最終は19時スタートなので
仕事終わりでもOK

お子様とも安心

ハートを手で包み込む
育児経験のある
女性スタッフが子守します
駐車場・キッズコーナーあります
fb ig 友だち追加
Copyright@2016 MACS. All RIght Reserved.