壁内結露を防げ
本日も、静岡県小山町の新築注文住宅現場からです。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」です。
昨日は、こちらの現場から、
「開放的だけど、高断熱」
とお伝えしました。
そう、こちらのお宅は、【開く高断熱住宅】なのです。
でも、ただ高性能なトリプルガラスの樹脂サッシで大開口にすれば、それで終わり、ではありません。
いっつもおんなじことを書いて恐縮ですが、
「見えないところほど大事」
なのです。
これは、昨日の最後の写真ですが、よく見ると、サッシの周りがモコモコしています。
ちょっとした隙間も、断熱欠損になるので、現場発泡のウレタンを充填して、隙間をなくしています。
断熱材は、いつもの通り、密度を60kg/m3に特注で増してもらった、北海道の間伐唐松から出来た木質繊維断熱材。
大工の手がブレているのは、断熱材をバンバン叩いて押し込んでいるから。
入れるところよりも、断熱材の方が5mm大きいので、叩き込まないと入らないのです。
これで、木が痩せても隙間ができることもないし、高密度なので、自重で垂れ下がって隙間が出来ることもない。
どうしても施工上できてしまう小さな隙間は、やっぱり発泡ウレタンを充填。
所々に見える白いモコモコがそれです。
現在、外観はこんな感じ。
ブルーな気分です。
この青いのは、今年に入って使い始めた透湿防水シート。
日本では、まだ売っていませんので、輸入品です。
と言っても、断熱材としては超メジャーなスタイロフォームブランドなので安心。
特徴は、幅広で厚くて丈夫で耐候性が高く、湿気を排出しやすいのに外部からの湿気を通しにくい一方向指向性(うーん、わかりにくい)。
こいつと、吸放出性が非常に高い木質断熱材とで、冬の壁内結露と、夏の逆転結露を防ぎます。
この辺は難しい話なので、10/1の構造見学会でご説明いたします(ご予約は下のバナーより)。
窓の取合は、しっかり防水テープを施工。
大事なのは、「現場力」なのです。
構造見学会情報もございますので、下記よりおねがいします!
湯布珪藻土の良さと、施工と補修のノウハウを習得、さらに広島お好み焼きも食べよう!
家づくりで大事なところは見えなくなる!
太陽熱で床暖房のパッシブソーラーのある家の構造見学会です。
2017年09月08日
Post by 株式会社 macs
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