地盤調査における自沈
時々登場する地盤調査ネタです。
他県の同業の方とお話しすると、『地盤改良をやらない現場はごく稀』という方が多いのに驚きます。
マクスの地元の富士・富士宮では、富士山の溶岩由来の岩盤質が多く、地盤補強は、無い方が多めかと。
ですが、同じ静岡でも、沼津・三島の方は、まず地盤補強しないとだめですね。
写真は富士宮。
でも隣は畑だし…。斜面もあるし…。
富士山はくっきりだけど、結果は心配です。地盤補強無しだと良いなぁ…。
その地盤補強をするかしないかの簡単な目安の1つが「自沈」。
SS(スウェーデンサウンディング)という調査法。
丸い重りが2つ載ってますが、1ヶ25kgあります。
重りが載っている本体可動部が50kgですから、合計100kgがロッドの先端にかかります。
地盤が弱いとそれだけで、つまり重さだけで沈んで行ってしまいます。これが『自沈』です。
自沈する位の土地の柔らかさでは、まず地盤補強が必要になります。
問題はその深さ。
それによって、地盤改良の有無と工法が決まり、その工事金額も何倍も違ってきたりします。
自沈の様子を動画にしてみました。
土地を買う前にでも、不動産屋さんに交渉すると、地盤調査をさせてくれることが多いです。
土地そのものの金額も大事ですけど、地盤改良に多くのお金がかかるとなると、建築計画そのものの予算の変更を、後から強いられることになります。
事前に分かると安心ですね。
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鈴木克彦
株式会社マクス 代表取締役
毎日毎日コツコツとブログを書き綴っております。皆さんの為になることから、ならないことまで(?)幅広い内容ですので、きっとお家づくりのお役に立てるはずです!
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