耐久性の要の通気層
富士市のリノベーション現場です。
自然室温で暮らせることを目指す「びおハウス」のリノベーション版です。
大工が壁の下地を施工中です。
壁は、モルタルシックイ塗り。
マクスのシックイは、合成樹脂を含まない、100%自然素材のシックイなので、耐久性が違います。
塗り壁と言っても、今や、屋根も含め、躯体の湿気を逃がす通気工法は必須の工法と言えます。
その通気層を作るのが上の写真の縦に打った胴縁です。
現場に置かれた木材の山ですが、右端の緑色が、その通気層の胴縁。
腐りにくい桧に、さらに防腐剤を加圧注入したので緑色になっています。
モルタル下地を作り始めたところです。
緑の縦胴縁の厚さ分(15ミリ)が空気の通り道です。
その手前に「アラシ」と呼ぶ桧の板を打ち付けています。
アラシを注入材にしてしまうと、乾燥して暴れて、モルタルにひび割れが起きるので普通の桧。
雨水がかからず、白蟻の心配も薄い上の方は、釘を打っても割れにくい杉、とか、適材適所、材料を工夫して施工します。
サッシの防水上の納まりも、工夫して…。
と、毎度毎度同じ事を申し上げておりますが、見えなくなる所にどれだけ気を遣えるかが耐久性を大きく左右します。
本日は、現場に入っている社員大工の丸山も、同じ内容を大工の目から現場監督ブログに書いておりますので、そちらもご覧下さいませ。
ちなみにこちらは、見えなくならず、よく見ると分かりますが、ガラスが三重。
樹脂サッシのトリプルガラスです。
断熱性が違います。
当然、結露の仕方も違います。
2014年09月09日
Post by 株式会社 macs
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