イベント イベント insta インスタグラム 上部に戻る
ビオブログ

加藤醤油さんで手作り醤油をゲット

本日から七十二候は、白露の次候【鶺鴒鳴:せきれいなく】。

Wikipediaによると、イザナギとイザナミに性交のハウツーを教えたのが、セキレイだとか。
しっぽのピコピコした動きが…
まぁそれはさておき、さらにウィキでは、
「お隣の三島市ではセキレイを神の使いとしている」
といった記述がありますが、聞いたことがないですねぇ…。

 

で、セキレイの話はおしまい。
先日、浜松市の加藤醤油さんに行ってまいりました。

なぜ、醤油蔵に行ってきたのか?
私が醤油が大好きだから?
はぃ、大好きには違いないのですが、こちら建物は、江戸時代から続く老舗工務店の番匠さんが手掛けた建物で、その番匠さんと加藤醤油さんのご厚意で、見学をさせていただいたのでした。

こちら入口。
番匠さんの江戸時代までは行きませんが、こちらの加藤醤油さんも創業70年の老舗。
創業70年なのに、HPのどこにもそれを書いていないなんて、なんて控えめなんだ…(笑)。

で、早速蔵の中へ。
大きな木の樽!

でも、こんなステンレスの樽?もありました。

ご案内いただいた番匠さんのことは、先日、私の社長ブログに書きましたが、
「伝統と最新技術の融合」
というのが、やっぱり時代に求められているもんなんでしょうね。

社長ブログの方にも書かせていただきましたが、番匠さんは、伝統的な木舞を組んだ土壁もなさいます。
この醤油蔵も、土壁で出来ていて、この日は残暑が厳しい日でしたが、建物の中はそんなに暑くない。
土壁の力を感じました。

そして、大ぁーぃ好きな、お醤油の香り!!!

何にでもマヨネーズかける人をマヨラーって言うそうですね。
ならば私は醤ラー。
卵焼き・コロッケ・とんかつ・お好み焼き・エビフライ。
何でも醤油!
グラタンにもシチューにも醤油をかけるから家内も閉口です。

蔵の案内をしていただいたのは、4代目の虎岩社長。
優し~い語り口。
きっとこの優しさが、味に出るんだろうなぁ…と感じました。

建物は、規模はかなり大きいながら、普通の木造軸組み工法なので、いつも作っている家と変わりません。

こういう商業施設も木造で出来たら…。
いやぁ…夢は広がります。

上を見ると、あんなところに換気扇。

最初の写真、

屋根の上に、ポコっと出ていますよね。
「越屋根(こしやね)」と言います。

この越屋根から熱気を抜くわけです。
昔からの日本建築の知恵です。

醤油や味噌を作る室(むろ)も見せていただきました。
私には、サウナに見えて仕方がない…(笑)。

余談ですけど、大豆を醗酵させる醤油も、お米を醗酵させるお酒、酢や味噌や、色々ありますけど、「納豆菌」はそのなかでも菌自体がめっちゃ強くて他の菌が負けちゃうので、皆さん納豆は食べないんですって。
(現在は仕込みの日以外は食べることもあるそうですが)

知らなかった…(笑)。

 

そしてもちろん、お醤油、お土産に買って帰りました。
塩麹と3年熟成味噌もゲットしたので、そちらはまた次回。

砂糖醤油さんのHPには、創業七十年!とか宣伝はありませんが(笑)、ちゃんとネットショッピングページがあります。
よろしければいかがでしょうか?

 

文:鈴木 克彦

2020年09月12日

Post by 株式会社 macs

カテゴリー:ビオブログ, 食のこと

About Me

img
びお 株式会社マクス 取締犬

住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。

fb ig 友だち追加
Copyright@2016 MACS. All RIght Reserved.