香川の栗林公園に行ってきました
本日より七十二候は、立春の次候で【黄鶯睍睆:うぐいすなく】。
「こうおうけんかん」を、一般に、「うぐいすなく」と読むそうです。
ホーホケキョ
と聞こえてきそうな公園をご紹介。
といっても、こちらは高松市の栗林公園(りつりんこうえん)という場所でございます。
水戸の黄門様のお兄さんも含め、200年以上松平家11代にわたって下屋敷として使われてきたのだそうです。
ちなみに、正確に下屋敷ってなんだ?と言われると…なのでググると、
上屋敷:主に藩主とその妻子用
中屋敷:主に隠居や世継ぎなど用
下屋敷:主に国元からの荷を揚げるための蔵屋敷
と分けられているそうです。
巨大なヒマラヤスギにも負けない立派なこちらの建物は、明治32年建築(ということは約築120年)の旧香川県博物館。
そしてこちらは、江戸時代初期に建てられた数寄屋づくりの建物で、掬月亭(きくげつてい)。
入園料とは別に、お茶を一服すると中を見学できます。
うーん、気持ち良いぞよ…。
池に面した部屋は中から見るとこんな感じ。
耐震性とか言うのは、まぁこういう建物には野暮ですな(笑)。
たくさん障子がありますが、この棒、なんだか分かりますか?
下を見るとこんな感じ。
そう、雨戸をここで90度曲げて走らせるための補助棒、です。
こちらは、掬月亭の入り口。
今伊豆の国市で工事中の堀部安嗣さん設計の住宅を、何となく彷彿…
と一人ニヤけたのでした。
文:鈴木 克彦
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