地方創生の聖地にて
本日は立春大吉! 旧暦では一年の始まりです。
七十二候は、立春の初候で【東風解凍:はるかぜこおりをとく】。
暖冬の今年は、たしかに、もう春って感じです。
先日、四国出張で、徳島県の神山町に行ってまいりました。
神山町は、限界集落の過疎の村ではありますが、地方創生のモデルとしてメディアも取り上げ、移住も盛んになってきている、知る人ぞ知る村なのであります。
発端は、町内全域に光ファイバーが敷設されたこと。
そう、いわば、最先端の過疎地。
そこに、ITベンチャーがサテライトオフィスを作っていったのですが、それはあくまでもハードのこと。
今回お話を聞いて、なるほどなぁ~と思ったのでした。
視察のメインは、もう住んでいる人がいるので写真が遠くからで恐縮ですが、大埜地(おおのじ)という地域の集合住宅。
地元の杉で、地元の大工さんたちが工事をしています。
「このまま大工を続けるべきか…」
「転職した方がいいのだろうか…」
そんな所まで思い悩んだこともある大工さんたちが、しっかりと胸を張って元請けとして働いている姿は、とっても輝いて見えました。
お話を伺ったのは、この「びお静岡東部版」の親でもある、「住まいマガジン びお」でも執筆されている、プランニング・ディレクター、働き方研究家、の西村佳哲(にしむら よしあき)さん。
産官学を巻き込み、人と人を結び、様々な困難に直面しつつも、村全体の一つの大きな取り組みとして事を成し遂げてゆく姿勢は、深い感銘を受けました。
「住まいマガジン びお」での西村さんのコラム「ぐるり雑考」は毎回実に面白いです。
そのなかの、この集合住宅の取り組みの回を抜粋・リンク貼っておきます。
第18回 大埜地の集合住宅・その1
第19回 大埜地の集合住宅・その2
第20回 大埜地の集合住宅・その3
地方創生って、お役所でお題目を唱えて税金を投入するだけじゃ、だめで、やはり、最終的には人の情熱なんですね。
文:鈴木 克彦
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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