- 2011.02.04 金曜日
- 裾野市の次世代パッシブソーラーの「そよ風」搭載の、長期優良住宅先導事業のお宅です。
もう一日、漆喰塗り壁の事を書いてみましょう。
以前、大工とアーでもないコーでもないと言いながら取り付けた、
違い棚の部分。
「ホタテシックイ塗り その1」でご紹介した様に、こんな感じでラスボードが付き、
こんな感じで下地が塗られ、昨日ご紹介した、「ホタテシックイ塗り その2」の動画の場面となったのでした。
※ちなみに、「そもそも漆喰って何?」は、以前書いておりますので、
漆喰の正体前編・中編・後編、でご覧下さい。
さて、ここで通の方は、
「違い棚に筆返しがない!」
と仰るかも知れません。
いやはや、通でございますね。
はぃ、私も随分悩みました。
伝統的な和室の違い棚と言えば、
こちら、国宝「青不動明王」で知られる青蓮院(しょうれんいん)の和室。
拡大しましたが、矢印の先が筆返しです。
筆返しにもいろいろな形・デザインの作法があるのですが、厳密に作法を言えば、青蓮院の写真の様に、六尺の床の間の横に、六尺の違い棚が正式。
でも、お仏壇を置くスペースも欲しい誌というご希望で、三尺の違い棚にしたのでした。
そこで、あえて筆返しを設けず、先端に大きめの面を取ることで、狭いながらもスマートな今風の違い棚になればと考えたのです。
で、塗りおえた所に、照明も仕込み…
こんな具合に。
悩んだ所でありますが、満足行った所でもあるし、実は(内心少し)評価が気になる所でもあったりします。
そこで、↓ ご評価を…(笑)
平成23年2月20日(日) 完全予約制
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