マクスの宣誓

工務店とは、地元で永く継承して行くものだと考えます。業績次第で撤退をする大手企業の合理性最優先経営とも、メンテナンス度外視の新興フランチャイズ企業の焼き畑的経営とも、姿勢も覚悟も違います。
明治の宮大工鈴木多吉から現在まで積み上げてきた実績と信用が全てですから。
それを壊すような「いい加減な工事」「儲け最優先の仕事」は致しません。永くこの地で仕事を続けてきたことが、今までもこれからも「安心の証」であると肝に銘じています。

地域密着で永く存在するからこそ、新築はもちろん、リフォームでも、自分たちが手をかけた家が気にかかりますし、それをずっと面倒を見て行く“家守（いえもり）”の役目が果たせるのだと思っています。
何か有れば、休日だろうと深夜だろうとすぐに駆けつける事が出来るのが“家守”の責任とプライドです。

マクスは、地元工務店ですから、当然のこととして、お客様との打合せから設計・見積もり・職人の手配・施工・現場管理・品質管理、そしてアフターサービスまで、全てを自社で責任を持って行います。
一連の建築不祥事の温床となった「丸投げ」や「下請け」を一切しないので、知識と技術が社内に蓄積されています。それをお客様に還元すると同時に、自己満足や勘違いが無いように、常に新しい知識と技術の研鑽に努めます。

奇抜なデザインや徹底したローコストよりも大切なことは、耐久性・耐震性・居住性だと考えます。
どんなに奇抜で斬新なデザインでも、日本の気候を無視した造りでは、雨漏りや結露や日照の問題など、快適に住める物ではありません。またどんなに安い工事でも、長持ちしなければ結局は高く付きます。
昔ながらの材料・技術・知恵を大切にし、またそれを良く心得た熟練の職人達と共に、永く安心して暮らせる為に、本当に必要なことは何かを、発信し続けて行きます。

私たちの最大の財産でもあり、誇りでもあること、それは、私たちを応援して頂ける地元のお客様がいらっしゃることです。
代が変わってもお付き合い頂けるお客様、ご友人・お知り合いをご紹介頂けるお客様、久しぶりでも暖かくお迎え下さるお客様…、マクスは、そんなお客様に支えられてここまで参りました。そしてこれからも、そんなお客様の輪を何より大切にして、頑張って参ります。