- 2010.02.24 水曜日
- 富士市のティンバーフレーム工法の家です。
ティンバーフレームと言っても、マクスのティンバーフレーム工法は、カナダで刻んだフレーム材と、日本で刻んだ在来工法の柱と梁とを合体させているので、
極太の材料が要所要所にある在来工法
と言った方が近いのかも知れません。
通常、在来工法のお風呂は、今は、もうほとんど全てがユニットバス(システムバス)工法です。
でも、以前ご紹介したように、在来工法のお風呂も勿論出来ます。
今回のお宅では、(自称)究極の在来工法のお風呂にしてみました。
どこがどう究極なのか…。
(大理石のライオンの口からお湯が出てくるとか、そんな意味ではないのです)
例によってちょっと脱線させて下さい。
上の絵は、もう何年も前に、ユニットバス工事の説明用に書いた漫画です。
マクスのマスコットのマクが、在来工法のお風呂をユニットバスにする工事の途中に、お施主さんに説明をしている所です。
セリフがありませんが、要は、
「ユニットバスは、単独の箱で、気密性と防水性が良いので、
保温性も良く、周囲の土台や柱も湿気ないので、
建物にも住む人にも良いんですよ」
と説明している所です。
そう、在来工法のお風呂の最大の弱点はそこです。
・床下の点検が出来ない、
・周囲の柱・土台を乾燥させることが難しい
・結果冷たい、寒い、長持ちさせるのが難しい
そこで、手作りの在来工法の良さを全面に出しつつ、上記の問題を全て解決した在来工法のお風呂にしよう!
と考えたので究極です(自己満足の「自称」ですが…)。
製作で作った窓を設置している様子や…
監督がその窓を断熱している様子をご紹介しましたが…
断熱後、防水シートを貼りました。
さらに、桧の胴縁を打ち、外壁同様、通気工法にしています。
底に下地を作って行きます。
そう、ユニットバス同様、この在来工法のお風呂には、床下があるのです。
そしてその床下は、次世代パッシブソーラーが常に乾燥状態においてくれるのと同時に、冬は暖めてくれちゃうのです!
う〜ん究極(自称)!
大工が一生懸命、図面を見ながら、正確に作って行きます。
ユニットバスならこんな苦労は大工はしなくて良いのに、結構楽しそうにやってくれる可愛い奴です。
この図面は、それはもう熱が出るのでは?というほど頭をひねって私が書いたものです。
(クリックして拡大…勿論しません。宝物ですもん。)
そして、
窓と同様、図面からおこして創った出入り口用のサッシも付きました。
お客様の家ながら、一度入らなければ気が済まなそうです。
…ややテンション高めのブログでした。
続く…
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Comments
未決定でも、
エコキュートが動いてなくても、
水さえ出れば一番風呂…
狙ってたりします(笑)
本当の一番風呂を進呈することを検討いたします。
(まだ決定ではありません)