浜松城公園行って来ました
本日より七十二候は、清明の末候で【虹始見:にじはじめてあらわる】。
乾燥した冬が終わり、きれいな虹を見ることができるようになる頃、の意味だそうです。
こんにちは。総務のゆきです。
先日浜松城公園に行って来ました。
徳川家康が築いた、浜松城跡が残っている公園です。
お城は明治時代の廃城令で取壊されてしまいましたが、綺麗な石垣は当時のものだそうです。
近年新しく天守閣が再建されました。(日本100名城ではありません。)
お城の中は映像やパネルで家康の歴史を学べる、歴史資料館でした。
浜松城といえば、三方ヶ原の戦いが有名ですね。
私の知識では、
徳川家康が武田信玄に大敗して脱糞、慌てて逃げかえってお城の門をうっかり閉め忘れたけれど、
追ってきた武田軍は開ききった門を罠だと思って城内に攻め込まなかったので、
家康としては結果ラッキーだった戦い、でしたが、
お城の映像作品の説明では、
もちろん脱糞のことは一切語らず、
お城の門は「罠だと思わせるために開け放しておけ!」と家康が命令したとありました。
どちらが正解かはわかりませんが、
もし武田軍がそのまま浜松城に攻め入って家康を討ち取っていたら、
歴史は大きく変わっていたのでしょうね。
三方ヶ原の戦いの逸話で面白いものがもうひとつありました。
逃げる途中に家康が茶屋で小豆餅を食べていたところに武田軍の追手が迫り、
代金を払わず慌てて逃げた家康を茶屋の老婆が追いかけ、
家康から代金を回収することに成功した。
現在茶屋があった場所は「小豆餅」、銭を受け取った場所は「銭取」という地名がついてる。
帰りに車で「小豆餅」と「銭取」地域を通ったのですが、数キロも離れていました!
家康はきっと馬にでも乗っていただろうに、走って追いついた茶屋の老婆、凄いです。
非常事態とか自分の身分にかこつけてつっぱねることもできたはずなのに、
キチンと代金払った家康も偉いですね。
追いかけてきた老婆の剣幕が、食べ物の恨みが、武田以上に怖かったのでしょうかね(笑)。
天守閣の他に、お城の入り口である天守門も同じチケットで見学することができます。
天守門には立派な太い柱がふんだんに使われています。
大工さんたちがみたら大興奮するのではないでしょうか。
家康をはじめ、歴代の浜松城の城主になった大名は出世するものが多く、
浜松城は出世城と言われています。
ゲン担ぎに行かれてみてはいかがでしょうか。
文:佐藤 祐希
About Me

住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
ビオブログアーカイブ
- 2023年5月 (1)
- 2023年4月 (2)
- 2023年3月 (2)
- 2023年2月 (2)
- 2023年1月 (3)
- 2022年12月 (2)
- 2022年11月 (5)
- 2022年10月 (6)
- 2022年9月 (6)
- 2022年8月 (6)
- 2022年7月 (6)
- 2022年6月 (5)
- 2022年5月 (6)
- 2022年4月 (7)
- 2022年3月 (6)
- 2022年2月 (5)
- 2022年1月 (6)
- 2021年12月 (7)
- 2021年11月 (6)
- 2021年10月 (6)
- 2021年9月 (6)
- 2021年8月 (6)
- 2021年7月 (6)
- 2021年6月 (5)
- 2021年5月 (6)
- 2021年4月 (6)
- 2021年3月 (6)
- 2021年2月 (6)
- 2021年1月 (6)
- 2020年12月 (7)
- 2020年11月 (6)
- 2020年10月 (6)
- 2020年9月 (6)
- 2020年8月 (6)
- 2020年7月 (6)
- 2020年6月 (5)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (6)
- 2020年3月 (6)
- 2020年2月 (6)
- 2020年1月 (7)
- 2019年12月 (6)
- 2019年11月 (6)
- 2019年10月 (6)
- 2019年9月 (6)
- 2019年8月 (6)
- 2019年7月 (6)
- 2019年6月 (6)
- 2019年5月 (6)
- 2019年4月 (5)