根津美術館
本日より二十四節気は【処暑:しょしょ】。
七十二候は、処暑の初候で【綿柎開:わたのはなしべひらく】。
綿の花の「萼:がく=はなしべ」が開いて、フワフワの部分が出てくる頃、ということだそうです。
処暑と言ってもまだ暑いこの季節に、フワフワの布団が恋しい頃、と大分前のことになってしまいますが、東京に出張に行ったついでに、根津美術館に行ったことを書いておりませんでした。
設計は隈研吾さん。
新国立競技場を設計された、とっても有名な建築家です。
オリンピックまであと1年!と無理やりつなげてみます(笑)。
場所は南青山にあるのですが、周辺は高級ブランドショップばかりが並んでおり、ほんとにこんなところに美術館があるの??というようなところにありました。
そして見えてきた建物外観。
屋根も外壁も真っ黒です。あまり美術館っぽくはない印象を受けます。
でも、古くから馴染みのある、大きな切妻屋根(しかも瓦)から日本の建築らしさ感じることができ、不思議と威圧感は感じませんでした。
そしてエントランスがとっても素敵です!
深くかかった屋根の下を歩いていくのですが、建物側は竹垣が並び、道路側は本物の竹が植わっています。
この、薄暗い細い路地を抜けていくような感覚、良いですよね~。
その後、入場し館内を見学です。
菩薩や如来などの像の展示がメインだったのですが…、
誰もいない真っ暗な展示室に一人で入るのが怖く(ビビリなんです…)、展示はサラッとだけ見ました。
ということで中の展示の感想は割愛します(笑)。
そして根津美術館のもうひとつの魅力は、庭園です。
が、この日は生憎の雨、、、
行ったのは2月だったので、極寒でした(笑)。
(いまは、そんな季節が羨ましいぐらいだけど…)
傘をさしながらの散策です。
雨の日に、自然の中を歩くこともあまりないので、とっても心地よい時間でした。
庭園内には、茶室も四箇所あり、それらの数寄屋建築も風情があってとても素敵だったのでじっくり見たかったのですが、雨足が強まり、寒すぎて足早に退散。
いつかもう一度行きたいです。
それにしても、あまりの静けさに、ほんとにいま東京にいるんだろうか…と不思議な気持ちになります。
都内に住んでいる人にとっては、普段の喧騒を忘れられる、癒やしスポットになっているはずです。
文:井出祭子
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
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