今年のお月見は
季節は変わり、本日から二十四節気は【白露:はくろ】。
夜間の冷え込みで、草木に朝露が着くようになるころ、の意味です。
七十二候は、白露の初候で【草露白:くさのつゆしろし】。
なんとなく、月夜の夜露、みたいな幻想的な風景が目に浮かびますね。
と無理やりお月見のお話です。
今年の十五夜は、9月13日金曜日になるようです。
毎年、この時期は晴天に恵まれる確率が低く、
なかなか当日の月は見られないことが多いのですが、
それでも、空気も澄み、月の綺麗なこの時期。
一日ずれてるけど、すっごく綺麗~などと言っては、外に出て月を見る季節ですね。
さて、十五夜といえば、お月見。
お月見といえばお団子!
とついついなってしまうわけですが、
お月見だんごは皆さんどんなお団子を作りますか??
5年前のお月見の写真が出てきました!(たった5年で子供たちは随分変わってしまった・・・)
こちら、義母が作ったお団子です。
私もやはり同じで、上新粉をお湯で練り、蒸す。というお団子しか知りませんでしたが・・・
調べてみると、全国では色々な種類があるようです。
あんこの入ったものや、あんこで巻くもの。
あんこ無しや、串に刺したもの。
小豆を餅の表面にくっつけたもの。。。
ところが、私たちの静岡には中部を中心に独特のお団子があることがわかりました!
それは、通称”へそ餅”と呼ばれるもので、お団子の真ん中をへこませて”へそ”を作ったものです。
なんでも・・・
徳川家康が幼少時代、今川氏の人質として駿府城にいた頃、
三河からの付き人が、家康が元気に丈夫に育ちますようにとの思いを込め、
餅にへそを作り、そこにあんこを添えて食べさせたのがはじまりと言い伝えられているようです。
静岡市の和菓子屋さんには、この時期そのお餅を販売しているところも多いようです。
静岡といえば、現在マクスでも堀部安嗣建築設計事務所設計の建物を工事させていただいています。
これは現場の方たちにお願いしてみようかナ!と思ったのですが、どうも十五夜当日でないと
置かれていないようです。
そこで、
見よう見まねで、へそのあるお団子を作ってみました!
ちょっと柔らかすぎて大きなお団子になってしまいましたが(^^;)。
なんとなく元気になる願がかけられている気がします!(暗示にかかりやすい?)
義母がつくってくれた水引のすすきと一緒に一足早いお供えです。
13日は晴れて綺麗なお月様が見られるといいですね。
そしてその日、もし静岡の現場が動いていて本物のへそ餅が食べられるといいなぁ。
どうしても花も団子もの私です。(もう城内監督にお願い済み♡)
ちなみに次男情報によりますと、月が綺麗に撮れるスマホのアプリもあるそうで、
そんなのも試してみてはいかがでしょうか!?
文:鈴木陽子
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住まいマガジン「びお」の、静岡地方版ざます。
工務店のマクスから、家づくりの情報とは違った切り口で、「住まいと暮らしの視点」からローカルで旬な話題を発信してゆこうと思っておりますワン。
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