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ビオブログ

風穴と氷穴

本日より、季節は小暑の末候で【鷹乃学習:たかすなわちわざをならう】。
春に生まれた鷹のヒナが巣立ちの準備で、飛び方や獲物の獲り方を学ぶ時期のことだそうです。

こんにちは。総務のゆきです。

 

暑いので涼しいところへ…
山梨の有名な観光スポット、富岳風穴と鳴沢氷穴に行って来ました。

先に風穴から行ってみました。
車がビュンビュン通る道路からすこし歩くと、太古の昔から変わらずあり続けているような雰囲気のある青木ヶ原樹海の森の中に、いきなり竪穴が現れます。

手摺をつたって階段を下りていくと、途中で急に空気が変わります。
さっきまで暑くてムシムシしていたのに、ひんやりとした冷凍庫の冷気のような空気が一気に体をつつみます。
空気の層ってこんなにハッキリ分かれているのですね。



風穴は階段を下りたら、後は横穴が続いているので楽に進めます。
肌寒いので、上着を持っていたほうがいいですね。

 

平均気温は年中安定して3度なので、夏でも氷が溶けずに残っています。

冷蔵庫がなかった昔は天然の冷蔵庫として利用されていたそうで、蚕やどんぐりなどの木の実を冷蔵貯蔵していたそうです。
蚕って冷凍できるのですね…。
解凍すれば元気に活動するのかな…。

 

最深部には「ひかりごけ」が生えていました。
暗い中キラっと光って綺麗です。
家の庭とかに植えられたらカッコイイですねぇ…。

 

 

風穴と氷穴は近い位置にあるということなので、氷穴まで森の中を歩いていってみました。

森の中っていろんな動物見れたり鳥のさえずり聞こえたりするはずなのに、全然生き物の気配がない森でした。
青木ヶ原樹海は方向感覚が狂うから動物がいないのか、昼間なのでどこかに隠れていただけなのか…。

この森を歩くなら、誰かと一緒でないと怖いです。
一人は危険。

 

氷穴は風穴と違って人がいっぱいでした。
入園口前から長蛇の列ができていました。
入口は風穴とそっくりです。


氷穴も同じくらい気温が低いのですが、洞窟の中まで人の列ができているので体感気温は低くなかったです。
階段の段数も多く、体勢をかがめないと通れない部分もあり、妊婦さんは禁止と書かれていたのも頷けます。

 

最深部には龍神様が祀られています。
昔青木ヶ原樹海は湖であったそうなので、水の神様 龍神様の伝説があるそうです。

 

そして隣の立ち入り禁止の奥に「地獄穴」があります。


 
深~~い竪穴で、一度落ちたら帰ってこれないそうです。
そしてこの穴は、神奈川県の江の島まで続いているという伝説があるそうです。
落ちて帰ってきた人はいないはずなのに、どうしてそういう伝説が残ったのか…。

 


調べてみると、「江の島岩屋」の洞窟の最深部の立ち入り禁止エリアも、
「この先は富士山につながっていると昔から言われてきました」
と書かれているそうです。


(「江の島岩屋」 藤沢市観光公式HPより)

距離的につながっているとは思えませんが、岩屋洞窟も龍神様伝説があるそうなので、もしかしたら本当なのかも?
ことの真相を確かめに、いつか江の島にも行ってみたいですね。

 

 

 

氷柱はライトアップされていて綺麗でした。写真映えしますよ!
後ろの列が気になってゆっくり写真撮影できないのが残念ですが。

暑い季節にヒンヤリできるアドベンチャースポットです。
行かれてみてはいかがでしょうか。

 

文:佐藤 祐希

2022年07月17日

Post by 佐藤 祐希

カテゴリー:ビオブログ, 地域のこと

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