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ビオブログ

七草粥を作ってみた

こちら、びお静岡東部版も、2018年最初のアップでございます。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、本日より二十四節気は小寒。
「寒の入り」と言われ、これから更に寒さが厳しきなる頃、ですね。

七十二候の小寒の初項は「芹乃栄:せりすなわちさかう」。
植物のセリが、冷たい水辺で生え始める頃、の意味だそうです。

セリと言えば、明後日は七草。

会社の近くのスーパー「バロー」さんをのぞいてみますと…

ありましたー。七草セット!
「七草を探しに出よう!」だと、ブログ的には面白いですが、メチャメチャ大変になってしまいますので(笑)。
バローンさん、ありがとう!

というわけで、地元静岡県産、富士市の隣の三島市の春の七草ゲットです。

それでは、早速秋の七草を見てみましょう。

セリ。
別名シロネグサ。

七草粥は、お正月の胃を休めるとか言います。
あぜ道や休耕田に生える、昔から馴染み深い草だったのでしょう。

ナズナ。
いわゆるぺんぺん草。
「ペンペン」は、三味線のバチの形に葉が似てるので、三味線を表す擬音のペンペンが由来だそう。
「ペンペン草も生えない」と言うくらいですから、これも昔からどこにでも生える草だったのでしょう。

ゴギョウ。
ゴギョウは御形と書き、別名をハハコグサ(母子草)。
葉や茎が白い綿毛で覆われていて、母が子を包むようだ、という説があるそうです。

昔はヨモギではなく、この草で3月3日の節句の餅を供えたので、形=人形に御を付けて「御形」だそうです。

さて困った。
ここまで分かりやすかったのに、ハコベラとホトケノザがわからない。

ハコベラはコハコベが、ホトケノザはコオニタビラコが現在の名称、とグーグル先生は教えてくれるのですが、若い葉なので、どれがどれだか、植物音痴にはよく分からない…。
画像検索をしても、わかばはどっちも似ている…。

えーと、気になる方は、是非「七草セット」をお買い求めいただき、お子さんとネット見ながら議論してみてくださいませ(笑)。

で、メチャメチャ分かりやすい、スズナ。
スズナはカブの別名ですね。

そして、スズシロは大根。

これら、春の七草は、この磁気捕れる草を食べて、不足しがちなビタミン類などの栄養素を補い、無病息災を祈ったのでしょう。

で、セットに入っていた作り方のしおり。

早速作ってみました。

「おかゆは炊飯器のほうが楽だし美味しい」
と家内が言うので逆らわず。
おかゆを鍋に移して、みじん切りした七草を投入してひと煮立ち。

味付けは塩のみ。

『撮影終わったら、卵とかおかかとか梅干しとか…』
と実を言うと考えていたのですが、

意外にも!
お、美味しい…。味付けは塩のみだけど。

大根とかカブの出汁なんでしょうね。
お腹に優しーぃ味。
セリも最初は香りきつかったですが、おかゆになったら全然。ちょーどいい。

はぃ、昔からある風習って、いずれ廃れてゆくのかも知れませんが、だからこそ、お子さんと一緒にやってみると、会話も生まれて楽しいものかと。本当に美味しいですし。
是非、皆さんもチャレンジしてみては。

文:鈴木

2018年01月05日

Post by 株式会社 macs

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